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▽4話 ページ4
爆「じゃあまた後で。」
「あぁ。」
少し寂しい気もするが仕方ない。こういう時、年が離れているというのはつらい。
勝己が私より年上だったらちょっとした我が儘が言えるが何せ私は年上で先輩。
年下の彼氏に我が儘を言う訳には先輩としてはいけない。だから私は喉まで出かけた言いたい言葉を飲みこんだ。
本当はもう少し一緒にいたいんだけどね…。
爆「先輩。」
不意に呼ばれた私の名前。彼の方を向く為に顔を上げると
「んんっ///」
廊下のド真ん中でも気にせず私にキスをする勝己。本当にこういうのは容赦ない。
意外とキス魔な勝己。油断の隙もない。
爆「サーセン。先輩が可愛い過ぎたんで。」
「サーセンって心にもない事を言うな。絶対悪かったって反省してないでしょ？」
そう言ってお互い顔を見合わせて笑い合う。
あぁ、幸せだなぁ。こういう日がいつまでも続いていて欲しい。
でも神様は意地悪で…。
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作者名：梓 | 作成日時：2017年12月10日 23時
