第百四十三訓 山崎はどこでしょうか ページ2
貴「早く炬燵を返してください。
ついでになくなった理由を教えてください。」
早くよこせください。
こっちは寒いんだよ!
はよしろや!
近「いやぁ、とりあえず落ち着こうかAちゃん。」
どうどうと手をされ、とりあえず落ち着く。
何歩かさがって正座をした。
近「炬燵がなくなったのはだな・・・。
これ言っていいのかなぁ・・・?」
と近藤さんは悩む素振りを見せる。
貴「早く!こっちは寒いんです!はよしろ!」
近「・・・実は、だな。
山崎が一番隊談話室に炬燵を置かないという書類を提出してきて、だな。」
その言葉に私はピクッと反応する。
山崎が・・・?
は・・・!?
貴「山崎はどこでしょうか。」
僕は近藤さんに笑顔を見せた。
なんだ、作り笑いだ。
怒っているのだ。
僕の感情に気づいてほしい。
予想通り、というか案の定近藤さんは私の心情に気づいてくれた。
顔は少し青白い。
よっぽど恐れているんだな、うん。
近「自室で書類を始末しているか・・・ミントン・・・?」
貴「どうも、ありがとうございます。
失礼します。」
若干の怒りを込めてドアを思いっきりバンッ!と大きな音をたてて閉めた。
さぁ、早速山崎をお説教と行きますか。
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虹色水晶 - 神威は神さん» ありがとうございます!あー初コメントだ!うれしいです。これからもよろしくお願いします。 (2016年12月19日 11時) (レス) id: 06011833fd (このIDを非表示/違反報告)
神威は神 - すごいおもしろいです! (2016年12月16日 19時) (レス) id: c337c1241d (このIDを非表示/違反報告)
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