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お盆に乗せられてるお粥と水と薬をもって
自分の飲み物もって
部屋に戻る……
……苦しそう。変わってあげたいな……って言ったらまたオッパみたいて言われるだろうな(笑)
JN“まぁ、もうちょっとだけ、ユンギの気持ちも分からなくないし、待ってあげてね”
あの言葉の意味は、充分知ってる。
いわゆる天狗とやらになった時、このチムチムが、
女を取っかえひっかえしてたのをオッパが許せないらしいけど……
その頃から抱いてた恋心は、
妹というものへ置き換えて隠してきた
それなのに
「なんで、勘違いさせるの?」
JM「好きだから」
……寝てると思ったから、びっくりして顔を上げる
JM「さくらのこと、ずっとずっと好きなんだ。
諦められない……っ…ちょっと言いずらいけど僕、…」
「最低」
JM「……知ってるの?」
「うん……だって妹だもん」
JM「そっか。2人に認められるまで僕は、頑張るつもりだから。好きでいるのは、許してくれる?」
「……勝手だよ。
どんだけオッパの告白待ってると思ってんの?」
JM「……えええぇ?!っゴホッゴホッ」
「大丈夫?」
近づいて背中をトントンしてあげる
JM「移ったら僕が看病するから、」
チュッというリップ音……
熱でなのか、なんなのか、真っ赤な顔
「……やぁ!」
JM「ふふっ……大好きだよさくら」
まだまだこれから始まっていく恋物語。
Fin
YG「俺様の可愛い可愛い妹が、熱出してんだよなー。誰だろーな、見つけたらただじゃおかねー」
JM「ブルブル……」
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作者名:mint | 作成日時:2017年7月3日 22時