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少し酔っ払ったのか、ふらふらするから
外の冷たい空気に当たってこよう……
ユンギがここ最近ハマってるメーカーの
今日発売のイヤホン。先行予約までして
クリスマスプレゼントに買ってきたけど……
そんな気はなくても、
ソナさんからしたら渡して欲しくないよね。
「はぁ……」
白い息が、冬を告げてる
ちらほら、雪が降ってる
YG「風邪ひくぞ」
後ろからバサッとかけられた上着から
ふわっとユンギの匂いがした
「ん、ありがとう……もう中に入るから
大丈夫だよ」
上着をとって、ユンギに返す
YG「雪降ってる？」
「うん、さっきから粉雪がぱらぱら」
YG「初雪」
“ねぇ、桜は好きじゃないけどさ冬になって
初雪が舞う時に一緒にいられたらいいな”
“意外と女々しい事も言うんだな(笑)
分かんねーけど、いるんじゃない？
そんな気がする”
“何それー、適当すぎる(笑)
じゃあ、初雪の時に一緒にいたら……
思いっきりキスしよう！
時にはロマンチックになのだよ、ユンギ君”
“誰だよお前(笑)”
YG「な？俺の予想当たってたろ？」
「……ん……本当だね」
また１年も経ってないのに、こんなに
懐かしいなんて不思議……
YG「なぁ、覚えてる？
2人で初雪みたら」
「覚えてない！寒ーー、ユンギも早めに
中に戻っておいでね」
忘れるわけ、ないじゃんか。
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作者名：mint
| 作成日時：2017年7月3日 22時
