お風呂Time ページ10
「センゴク
本当か？
見ず知らずのガキを育てるって！！」
耳に触る男の声で俺は目を開いた。
『･･･』
「ガープ
貴様がうるさいから
起きてしまっただろう」
目を開けると座布団の上で寝かされていた
その横にはロシー
「どうだ？
痛いところはないか？」
俺は今上半身裸で下半身に布を巻いているという格好をしていた。
目を体に向けると矢やナイフで付けられた切り傷に包帯を巻かれていた。
『何故関係のない貴様らが俺達に構う？』
「･･何故？
･･･お節介･･･それでいいか？」
二カッと笑った男に拍子抜けた
『お節介･･･お節介か
おい！！ロシナンテ起きろ！！』
横に居るロシーを蹴り飛ばす
「ぐえ！！」
変な声を出したがのっそりと起き上がったロシー
「よし
二人とも起きたことだし風呂にするか」
「センゴク
俺は家に帰る」
「分かった」
センゴクと呼ばれた男に左右に担がれて風呂がある場所に連れて行かれた
ロシーはセンゴクに脱がされていた
ズボンを脱ぐときに転けて顔面壁にうってたけど
俺は布の結び目を解いて終わりだったので楽
風呂に入るとまずロシーから洗うと決まったので、俺は腰掛けに座っていた。
見ていると髪を洗ってるのに目を開けて暴れてるロシー
体を洗うときに立って泡踏んづけてこけてるロシー
お風呂に入る時滑って顔面から落ちたロシー
どれも笑いものだった。
「さておいで」
次は俺の番という風にニコッと笑ったセンゴク
この子には傷あるからとかブツブツ言ってるのを無視して目を閉じてジッとしてる
「･･」
ふむこの子は大人しくて手間はかからないが
あの子はドジで相当うるさいな
湯殿からバチャバチャと聞こえるのは無視
「終ったぞ」
終ったと言われたので俺は髪を後ろにわけて一息ついた
そんなことをしている間に脇を掴まれて湯煎にポイ
「檜風呂だ気持ちいいだろ？」
男は自分の体を洗いながらもこっちに目配せをした
「おじちゃん
ありがとう
僕ロシナンテ」
「おじちゃんって俺はセンゴク」
最後に全員俺を見た
『･･･俺はA
ロシナンテの弟だ』
「弟！！！？」
センゴクは大声を出してこっちを見た
『あぁそうだが？』
「？」
「･･･」
弟？見るからに兄だが････
世界は広いな
一つ学んだ所でお風呂Timeはおしまい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
植物さん - もしかして、夢主君死んだ?!だから、物語終わったのか?! (2019年1月20日 21時) (
レス) id: 1dd8890cea (このIDを非表示/違反報告)
春樹 - 気になります。続き。まじで(^ ^)俺、楽しみにしてます。(^ ^) (2016年7月28日 0時) (レス) id: 3d4dd24eee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：麒麟 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2016年7月20日 13時
