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桃『 な、A 』
２人で出かけてからちょっと経った頃。
近くのテーブルを片づけていた私に、小さな声で望が声をかけてきた。
「 ん？なに？」
まだテーブルの片づけは終わりそうになかったから、手を止めることなく望に返事をする。
桃『 バイトが休みの日とか、ない？』
「 休みの日？」
桃『 うん。.....良かったら、学校終わりにAと行きたいとこあんねん 』
「 えっ、」
また２人っきりで出かけられるのかな、って思ったら、自然と胸が高鳴った。
「 待って、...確認してみる...！」
桃『 うん 』
手を止めて、頭に入れているスケジュールを確認する。
学校終わりで、バイトが休みの日.........
「 ...あ、」
声を上げた私に『どう？』って望が聞いてくる。
「 明後日なら、バイト休みだと思う 」
そう言った途端、望の顔がぱあっと明るくなる。
桃『 おっしゃ！なら明後日、学校終わりに一緒に出かけよ？』
「 うん！」
小首を傾げた望の言葉に、私は大きく頷いた。
桃『 行きたいとこ、俺が通ってる学校の近くにあんねん。
せやからA、学校終わったら、俺の学校来てくれへん？』
「 あ、わかった 」
桃『 わざわざごめんな 』
「 ううん、良いの！」
...そういえば、
「 望が行きたいとこって、どこなの？」
気になっていたことを聞くと、望はいたずらっぽく口角を上げた。
桃『 秘密や 』
「 えー！なにそれ！」
望は最後まで ″ 秘密 ″ だと言って、どこに行くかなんて教えてくれなかった。
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有菜(プロフ) - はい！応援させていただきます！ (2017年3月16日 9時) (
レス) id: df1b5d06ad (このIDを非表示/違反報告)
茉莉(プロフ) - 有菜さん» コメントありがとうございます！ほんとに嬉しいお言葉ばかり、ありがとうございます！これからも応援よろしくお願いします！ (2017年3月16日 9時) (レス) id: a5448099dd (このIDを非表示/違反報告)
有菜(プロフ) - 胸キュンがやばいです笑これからも更新頑張ってください！毎日楽しみにしてます。これからもドキドキするお話を待っています！このお話、大好きな作品です！ (2017年3月16日 9時) (レス) id: df1b5d06ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽっぴん
| 作成日時：2017年2月22日 16時
