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赤『 A。
他には、なんか困っとることあらへん？』
私を離してそう聞いてくるしげの顔は、少し心配そう。
「 んー... 」
考え込んだ私の頭に浮かんだのは、カフェによく来てくれている、あの女の子達。
しげのことは未だに気になるみたいで、時々姿を見かける。
その子達に前言われた、心無い言葉。
気にしないでおこう、と思って言わないようにしてたけど。
もっと頼って、って言われたんだもん。
...言っても良いよね？
「 ...しげのこと気になってる女の子達、いるでしょ？」
赤『 あー...うん 』
頷いたしげの表情は、少し嫌そうに歪んでいる。
...しげはそんなにあの子達が苦手なのかな？
前、連絡先をしつこく聞かれるから嫌だ、って言ってたもんね。
赤『 あの子らがどうかしたん？』
そう聞かれ私は、前にあの女の子達に言われたことを話した。
「 言おうかどうか迷ったんだけどさ、...もしひどいことになっちゃったら怖いし... 」
赤『 そうやんな。
ん、わかった。あの子らには俺から言うとくわ 』
「 でもしげ、あの子達と関わるの嫌でしょ？
ちょっとひどいこと言われただけだし、私は大丈夫だから、」
赤『 ええねん、別に。
Aが嫌な思いしたんは事実なんやし 』
女子って怖いからなー、って付け足したしげは、けらけら笑った。
「 じゃあ、気をつけてね 」
赤『 おう 』
それから少し話をして、しげは帰ることにしたっぽい。
赤『 明日また、学校でな 』
「 うん。...ばいばい 」
赤『 ほい、ばいばい 』
軽く手を振ると、しげは手を振り返してくれながら帰って行った。
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有菜(プロフ) - はい！応援させていただきます！ (2017年3月16日 9時) (
レス) id: df1b5d06ad (このIDを非表示/違反報告)
茉莉(プロフ) - 有菜さん» コメントありがとうございます！ほんとに嬉しいお言葉ばかり、ありがとうございます！これからも応援よろしくお願いします！ (2017年3月16日 9時) (レス) id: a5448099dd (このIDを非表示/違反報告)
有菜(プロフ) - 胸キュンがやばいです笑これからも更新頑張ってください！毎日楽しみにしてます。これからもドキドキするお話を待っています！このお話、大好きな作品です！ (2017年3月16日 9時) (レス) id: df1b5d06ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽっぴん
| 作成日時：2017年2月22日 16時
