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「 どのCDが良い？」
赤『 え、あー...Aおすすめのやつがええな 』
「 おすすめかー...ちょっと待ってね 」
私の部屋に来てからのしげの様子はちょっと変だったけど、私はそれに気づかないふりをしてた。
しげに背を向け、CDを入れているケース漁っていると、...いきなり、後ろから抱きしめられた。
「 おわっ！」
びっくりして、変な声が出た。
「 ちょっとしげ、なに？」
友達だと思ってたしげにいきなり抱きしめられて、私は戸惑っていた。
結構男らしいしげの腕をぱしぱしと叩いたけど、腕には力が入っていく一方で。
赤『 ...A、落ち着いて聞いてほしいんやけど 』
何かを堪えたようなしげの声を耳元で聞き、私は腕の中で大人しくした。
「 なに？」
赤『 ...�陲舛磴鵑�、死んだ 』
時が止まったようだった。
しげの言葉を、簡単に受け入れられるわけなくて。
「 しげ、いくらなんでもその冗談は趣味悪い...
赤『 冗談で言うわけないやろ 』
言われなくても、わかっていた。
しげが、こんなつまらない冗談を言うわけないって。
だからこそ、私の頭は余計混乱した。
「 祟裕さんはどこ！？」
振り返り言うと、しげは小さな声で『病院や』って答えた。
この辺の病院なんて、ひとつしかない。
赤『 待てって！』
部屋を飛び出そうとした私を、しげは慌てたように引き止め、そして今度は正面から抱きしめてきた。
「 しげ離して！祟裕さんのとこに、行かなきゃ..！」
赤『 今行ったら、お前絶対だめになってまうやろ！やめろ！』
「 嫌だよ...！離して...！」
どんなに暴れても、しげの力に勝てるわけなくて。
私は結局、病院に行くことはできなかった。
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有菜(プロフ) - はい！応援させていただきます！ (2017年3月16日 9時) (
レス) id: df1b5d06ad (このIDを非表示/違反報告)
茉莉(プロフ) - 有菜さん» コメントありがとうございます！ほんとに嬉しいお言葉ばかり、ありがとうございます！これからも応援よろしくお願いします！ (2017年3月16日 9時) (レス) id: a5448099dd (このIDを非表示/違反報告)
有菜(プロフ) - 胸キュンがやばいです笑これからも更新頑張ってください！毎日楽しみにしてます。これからもドキドキするお話を待っています！このお話、大好きな作品です！ (2017年3月16日 9時) (レス) id: df1b5d06ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽっぴん
| 作成日時：2017年2月22日 16時
