＃９１ ページ6
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修学旅行の計画を立てて、中間試験を終え、気づけば修学旅行当日になっていた。
私達いつもの４人のグループに入ってくれた柳田くんと藤本さんとは、班別自主研修で周る場所を話し合っている内に、いつの間にか仲良くなっていた。
集合場所である空港には、小瀧のお母さんが車で連れて行ってくれるらしい。朝早いのにほんと申し訳ないし有難い。
小瀧と榛名を乗せた後迎えに来てもらう予定で、私はしげの家の前でしげと共に車が来るのを待っていた。しげの家がちょうど空港への通り道なんだ。
「 ふぁ〜〜… 」
赤『 でっかい欠伸やな(笑) 』
「 眠いんだもん、仕方ないでしょ 」
赤『 ま、飛行機の中ではみんな爆睡やろな 』
「 逆にしげは眠くないの？」
赤『 俺？まあ普段からこの時間に起きてちょくちょくランニングしたりしとるから身体慣れてんねん 』
しげの言葉を聞いてスカートのポケットからiPhoneを取り出し時間を確認する。まだ朝の５時５０分をちょっと過ぎたぐらいだ。……健康的な生活送りすぎじゃない？
そんなことを心の中で呟きながら、隣のしげを見上げる。確かに横顔は全然眠そうじゃない。何ならキリッとしてる。……朝から爽やかな顔してんなぁ、眠くて欠伸が止まらない私とは大違いだ。
赤『 Aはあれやろ、修学旅行が楽しみすぎて寝られへんかったんやろ？』
ニヤニヤと笑いながら顔を覗き込んでくるのが少々鬱陶しい。私小学生じゃないんですけど としげを睨む。
そんな私をしげがケタケタと笑った時、車のエンジン音が少し遠くから聞こえてきた。振り返ると、近づいてくる白の普通車。
わかりやすいように と事前に小瀧が教えてくれた車種とナンバーと一緒だから、あれが小瀧家の車で間違いないだろう。来たな というしげの言葉に、何も言わずに頷く。
車は案の定、私達２人の前に停まった。助手席の窓が開き、そこから顔を出したのは小瀧だった。奥には、小瀧のお母さん。……初めて見たけど美人すぎない？そりゃ小瀧みたいな美形が産まれるわけだ。
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め る * - とても面白くて、一気に一日で読んでしまいました笑 もうすぐ1月になってしまいますが、できたら続き見たいです…！ 待ってます、！ (2019年12月24日 22時) (
レス) id: d07093b007 (このIDを非表示/違反報告)
はりぼー(プロフ) - 昨日から読ませていただいており一気に読んでしまいました。ずっとどきどきして私の安定剤で本当にこの作品が大好きです。大変かと思いますが更新お願いします。待ってます。 (2019年9月27日 23時) (レス) id: c97bf726a8 (このIDを非表示/違反報告)
ポチャ桐子(プロフ) - 何時も楽しく愛読させて頂いてます。私は濱田担じゃ無いけどメンバーは全員好きなのでこれからも楽しみにしています。頑張って下さい。 (2019年6月11日 21時) (レス) id: bb8d77dd99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽっぴん
| 作成日時：2019年6月5日 19時
