＃８６ ページ1
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『 A、同じ班なろ！』
そう言って声をかけてきた榛名に もちろん と頷く。榛名がいてくれたから安心してはいたけれど、ぼっちにはならなくて済みそうだ。
『修学旅行班決め』と書かれた黒板の前で、�霤沈萓犬蕨咾鯀箸鵑廼擬爾鮓�回している。あまり見過ぎて目が合ってもいやだから、慌てて目を逸らす。
毎週木曜日の７限目にあるLHR。文化祭が終わって１０月に入った私達は、月末に控えた修学旅行の班決めを行っていた。
高校生活最大のイベントであり１番の思い出になると言っても過言ではない修学旅行で、班は非常に大事になる。
２日目にある自主研修とやらで一緒に回ることになるし、そのための計画で数時間は協力し合わなければならない。仲があまり良くない子とやっても上手くいかないことは、目に見えてる。
男女６人にならなければいけないグループ。無事に榛名と同じ班になれることが決まって、自主研修の後にある自由時間にどこへ行こうか、私達は話していた。ちなみに、行き先は沖縄である。
赤『 村瀬、真野、一緒に組むやろ？』
榛名と並んで座って話していると、前の席に当たり前のように座ってきたのは、しげと小瀧だった。……まあ、馴染みのあるメンバーだ。
『 仕方ないから一緒のグループになってあげましょう 』
桃『 はぁ？なに偉そうに言うてんねん(笑) 』
笑いながら、榛名の頭を軽く叩く小瀧。あの文化祭の夜から、小瀧は榛名を振り向かせようと頑張っている。私も頑張らなきゃって思うのに、何にもできていない気がする。
それに最近気になるのは、榛名だ。時々、しげのことをぼーっと見てる時がある。
しげと話している時に少し顔を赤くする横顔とか まさか…… と思うことが多々あった。それでも、榛名に本心を聞かなきゃ何もわからないし、小瀧のためにも そんなことはなくてほしい と心の底から思う。
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め る * - とても面白くて、一気に一日で読んでしまいました笑 もうすぐ1月になってしまいますが、できたら続き見たいです…！ 待ってます、！ (2019年12月24日 22時) (
レス) id: d07093b007 (このIDを非表示/違反報告)
はりぼー(プロフ) - 昨日から読ませていただいており一気に読んでしまいました。ずっとどきどきして私の安定剤で本当にこの作品が大好きです。大変かと思いますが更新お願いします。待ってます。 (2019年9月27日 23時) (レス) id: c97bf726a8 (このIDを非表示/違反報告)
ポチャ桐子(プロフ) - 何時も楽しく愛読させて頂いてます。私は濱田担じゃ無いけどメンバーは全員好きなのでこれからも楽しみにしています。頑張って下さい。 (2019年6月11日 21時) (レス) id: bb8d77dd99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽっぴん
| 作成日時：2019年6月5日 19時
