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side:緑
緑『 とも、ちゃん…… 』
「 待って、ごめん、嫌だった!?」
あまりの衝撃にぽつりと呟くと、慌てたようにAが謝ってくるから、なぜか俺も慌てて ちゃう!って首を横に振る。
緑『 いや、初めて呼ばれたけど、やっぱ嬉しいなあと思って…… 』
「 ……ほら、大毅だから大ちゃん、…だったら、智洋はともちゃんかなって… 」
もごもごと申し訳なさそうに話すAを、今すぐ抱きしめたくなる。……まあ、真っ暗な夜道でそんなことしたら犯罪になりかねんからやらへんけど。
それでも、単純に嬉しい。ずっと呼ばれたかったからっていう、簡単な理由だけじゃない。
学校でも、シェアハウスでも、俺はずっと 神ちゃん って呼ばれてて、下の名前で呼んでくる奴なんて、おらへんから。
それでも 智洋 っていうありきたりな名前をこうして覚えていてくれたことが、もっと嬉しかった。
……多分俺の下の名前聞いたのって自己紹介の時だけやんな。
これだけで嬉しくなるんやから、ほんまに恋することって単純で厄介やな。
そう思ってつい笑ってしまった俺を、Aが不思議そうに見た時、シェアハウスに着いた。
ただいま と2人で言いながら玄関で靴を脱ぎ、リビングに入ると、ソファーに座っとったしげが立ち上がった。
そして、俺の隣に立つAを見て安堵したようにため息を吐いた後、ずかずかと大股でAの前に立った。
赤『 お前はほんま………何回遅く帰ったら気が済むんや!』
「 ごめんなさい〜……!」
べしっと、しげがAの頭を軽く叩く。
叩かれたところを押さえてしげに平謝りしてるAが、なんかおもろい。
少し笑いながら2人のことを見てたら、しげはまた大きくため息をついた後、………突然、Aを抱きしめた。
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とりあえずここまで更新です!移行先はまだ作っていませんので、もう少々お待ちください!
そしてそして、気づけばお気に入り作者に登録していただいている方が1200人を越えておりました……!( 確か1210人 )
こんな私をたくさんの方にお気に入り作者に登録していただいていることが、ほんとに嬉しいです!ありがとうございます!
これからも拙い文章ではありますが、皆様に私のお話を通して癒しや幸せを与えられたらな と思いながら書いていきますので、よろしくお願いします!
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ぽっぴん(プロフ) - ポチャ桐子さん» お優しい言葉をかけていただけるだけで救いになります( ; ; )本当にありがとうございます…! (2018年7月11日 19時) (レス) id: a5448099dd (このIDを非表示/違反報告)
ポチャ桐子(プロフ) - 大変でしたね、こんな言葉だけじゃ何の助けにもならないけど頑張って下さいね、ずっと応援しています。 (2018年7月11日 8時) (レス) id: bb8d77dd99 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - ですよね!私も隅に行きます笑 (2018年6月9日 23時) (レス) id: fcaac9151c (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - 私、今大学生なんですけど、高校の頃、ぽっぴんさんと同じこと思ってました。 (2018年6月8日 22時) (レス) id: 61a68463b3 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぴん(プロフ) - みなみさん» ほんとですかありがとうございます!( 笑 ) (2018年6月8日 22時) (レス) id: a5448099dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽっぴん | 作成日時:2018年5月18日 19時