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#160 ページ13

青『 望にな 』



あと少しでシェアハウス着くというところで、流星がそんなことを言うから、心臓がどきりと跳ねる。


……さっきまでそんな素振り見せなかったのに、なんで急に望の話を……




青『 ちゃんと、説明してもらった。昨日の朝のこと 』


「 ………うん、そっか 」



望は、大ちゃんと流星にどんな話をしたんだろう。どんな言葉を届けたんだろう。


頷き考えていると、シェアハウスの前に着いた。




青『 ただいま 』


「 ……ただいま〜 」


流星と共に玄関に入ったけど、返事はない。靴が全然置かれてないから、まだみんな帰ってないんだな。



そんなことを考えながら、ローファーを脱ごうと屈んだ時。


…………大きな手に肩を掴まれて強い力で後ろに引っ張られた。


その勢いで振り向くと、流星の目と目が合う。……流星はそんなのお構いなしに、今度は私の肩を押した。




「 ……うわっ… 」


可愛くない声を出しながら、玄関で尻餅をついてしまった。……見上げると、私を見下ろす流星。



突然の乱暴な行動に、流星のことが少し、怖くなってくる。




「 ……流星…どうしたの………?」


震えそうになる声と身体を必死に抑えて、流星に問う。




青『 ………ごめん 』


流星は一言そう言うと、私と目を合わせるように屈んで、そして、抱きしめてきた。





青『 …………痛かった?』


「 痛くはなかった、けど……… 」


青『 ……ほんまにごめん。……Aが誰かに取られるとか、俺、嫌やねん 』


「 ……へ……?」



言葉の意味がわからない私の鼓膜を震わせたのは、流星の低い声。









青『 好きや、A 』

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ぽっぴん(プロフ) - ポチャ桐子さん» お優しい言葉をかけていただけるだけで救いになります( ; ; )本当にありがとうございます…! (2018年7月11日 19時) (レス) id: a5448099dd (このIDを非表示/違反報告)
ポチャ桐子(プロフ) - 大変でしたね、こんな言葉だけじゃ何の助けにもならないけど頑張って下さいね、ずっと応援しています。 (2018年7月11日 8時) (レス) id: bb8d77dd99 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - ですよね!私も隅に行きます笑 (2018年6月9日 23時) (レス) id: fcaac9151c (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - 私、今大学生なんですけど、高校の頃、ぽっぴんさんと同じこと思ってました。 (2018年6月8日 22時) (レス) id: 61a68463b3 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぴん(プロフ) - みなみさん» ほんとですかありがとうございます!( 笑 ) (2018年6月8日 22時) (レス) id: a5448099dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽっぴん | 作成日時:2018年5月18日 19時

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