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「 ……さてと、帰ろうかな 」
しばらくして立ち上がると、え?と言いながらしげくんがこちらを見上げてくる。
「 え?」
赤『 もう帰るん?』
「 …うん 」
赤『 こんな暗いのに?』
「 大丈夫だよ、1人で帰れる 」
赤『 …… 』
「 神ちゃんに怒られるから、しげくんも早く帰った方が良いよ 」
そう言った瞬間、また腕を掴まれる。
私をじっと見上げてくるしげくんに、考えてることが全て見透かされそうで、…少し怖い。
赤『 ……あんた、なんでそんなに帰ろうとするん 』
「 …… 」
ああやっぱり。……しげくんにはうそがつけないんだなあ。
自分で自分に呆れながら、私は少し笑ってみせた。
「 これ以上ここにいたら、迷惑だと思ったから 」
赤『 …なんで 』
「 しげくんは考え事したいのに、私なんかがいたら邪魔でしょ?」
赤『 …… 』
「 ……これ以上、しげくんに嫌われたくない 」
本心だった。
しげくんが過去のことで女の子を避けていたとはいえ、私はもしかしたら、嫌われているかもしれないから。
しげくんのそばにいて、しげくんを支えたいと、そう思っていたのに。
これ以上邪魔だと思われて、嫌われるのが嫌だった。……怖かった。
赤『 …どっちがええ?』
「 ………へ…?」
私の腕を掴んでいるのとは反対の手で膝の上で頬杖をつき、しげくんはこちらを見てくる。
赤『 俺があんたに冷たい態度取るほんまの理由聞いて俺と一緒に帰るのと、なんにも聞かずに1人で帰って今みたいな関係が続くの 』
「 …… 」
黙り込んだ私に どっちがええ?と、しげくんはもう一度聞いてきた。
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軽く放置しちゃっててごめんなさい!
時間があれば移行していきますので、こちらの評価をお願いします…!
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ぽっぴん(プロフ) - もんさん» たくさんお話あるのに、ありがとうございます…!こちらこそ読んでいただきありがとうございますですよ!!これからもよろしくお願いします! (2018年5月24日 20時) (レス) id: a5448099dd (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぴん(プロフ) - 望美さん» コメントの返事遅れてすみません〜!これからも、重岡くんはもちろん、他のメンバーさんでもドキドキしていただけるように頑張ります…! (2018年5月24日 20時) (レス) id: a5448099dd (このIDを非表示/違反報告)
もん - 一気に読んでしまいました!素敵な作品ありがとうございます! (2018年5月24日 20時) (レス) id: ba6056559b (このIDを非表示/違反報告)
望美 - 重岡くんにいつもキュンキュンしながら読ませていただいてます! (2018年4月21日 22時) (レス) id: 432bb1cd17 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぴん(プロフ) - みなみさん» ありがとうございます!移行させていただきました! (2018年3月27日 1時) (レス) id: a5448099dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽっぴん | 作成日時:2018年2月16日 23時