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黄『 陲舛磴鵑箸靴欧砲舛磴鵑箸礼言うた?』
顔を覗き込んできた淳太くんの言葉に、はっとする。
「 あ、言ってない 」
あの時は驚きと淳太くんのことしか頭になくて、2人にお礼を言うことなんて、すっかり忘れていた。
黄『 ほんなら行ってき。しげともちゃんと話せるやろし 』
「 うん、行ってくる…!……淳太くん、ありがとね!」
私は淳太くんにお礼を言って、2階に駆け上がった。
なんだか淳太くんはお兄ちゃんみたいな人だなあ。
いきなりしげくんの部屋に行くのはハードルが高くて、私は最初に崇裕くんの部屋の前に立った。
ノックをして 崇裕くん と呼びかけると、すぐに部屋のドアが開く。
紫『 お、Aちゃんやん。…淳太にちゃんとお礼言った?』
淳太くんと崇裕くん、同じこと聞いてきてるじゃん……って思いながら、私は頷く。
「 崇裕くんにもね、お礼言おうと思って 」
紫『 俺にぃ?』
「 うん。家具運んでくれてありがとうって、言うの忘れてたから 」
ありがとうって言いながら軽くぺこってすると、
紫『 そんなん別にええって!かわええなあ〜 』
って崇裕くんに頭を撫でられる。
紫『 あ、ほんならついでに、ええこと教えたるわ 』
首を傾げると ちょいちょい って崇裕くんに手招きされて。
崇裕くんとの距離を少し詰めると、崇裕くんは私の耳元に口を寄せた。
崇裕くんの息が耳にかかって、少し擽ったい。
紫『 Aちゃんの部屋に家具運ぶ時な、1人じゃ無理やから、最初は照史にお願いしようとしててん。そしたらちょうど帰ってきたしげが、俺が手伝うって言うて手伝ってくれたんやで 』
「 ……え… 」
崇裕くんは私から離れると、にこにこと笑った。
まさか、しげくんが自分から手伝うって言ってくれたなんて……想像してなかった事実に、胸が高鳴る。
「 ……なんで、……しげくんは私のこと嫌ってるのに、なんでそこまで… 」
嫌ってるんだったら、まだ冷たく突き放してくれた方が良い。
もしかしたら……なんて淡い期待を抱くようなこと、しないでほしい。
しげくんのことがよくわからなくて、なんだか涙が出そうになった時、ぽんっと頭に置かれたごつごつとした手は、崇裕くんのものだった。
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ぽっぴん(プロフ) - もんさん» たくさんお話あるのに、ありがとうございます…!こちらこそ読んでいただきありがとうございますですよ!!これからもよろしくお願いします! (2018年5月24日 20時) (レス) id: a5448099dd (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぴん(プロフ) - 望美さん» コメントの返事遅れてすみません〜!これからも、重岡くんはもちろん、他のメンバーさんでもドキドキしていただけるように頑張ります…! (2018年5月24日 20時) (レス) id: a5448099dd (このIDを非表示/違反報告)
もん - 一気に読んでしまいました!素敵な作品ありがとうございます! (2018年5月24日 20時) (レス) id: ba6056559b (このIDを非表示/違反報告)
望美 - 重岡くんにいつもキュンキュンしながら読ませていただいてます! (2018年4月21日 22時) (レス) id: 432bb1cd17 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぴん(プロフ) - みなみさん» ありがとうございます!移行させていただきました! (2018年3月27日 1時) (レス) id: a5448099dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽっぴん | 作成日時:2018年2月16日 23時