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#34 ページ34

『 おはよA!…あ、神ちゃんも!』


「 おはよう、サキ 」


緑『 おはよ。……俺、めっちゃついでみたいやな 』




神ちゃんと共に教室に入ってきたからか 一緒に登校してきたーん?って聞いてくるサキ。



流星が朝ごはん食べるの遅いせいで食器の片づけが長引いて…… なんて言っても良いのだろうか。



遅刻する!って家を飛び出してった5人と、残された神ちゃんと流星と私の3人で登校してきた。


学校に向かっている中、神ちゃんと2人で ちゃんと早起きするように って言ったけれど、流星にはちゃんと届いただろうか。



んー、わかった〜 ってふわふわとした返事をした流星しか思い出せない。




流星は隣のクラスみたいで先程 ばいばい と手を振り合って別れた。





一緒にシェアハウスに住んでて…… なんて言われるのは神ちゃんが嫌かな と思ったから私はサキに笑顔で誤魔化した。





「 下駄箱でたまたま会っただけだよ 」


『なんや、そういうこと!……なあなあA、それよりさ、…… 』



自分から聞いてきたくせに興味なさそうに頷いたサキは、昨晩テレビでやっていたバラエティー番組の話を始めた。



私は観てないから相槌を打つことしかできなかったんだけど。




-




『 じゃあ神ちゃん、Aのことよろしくな!』


緑『 わかったわかった。…ほら、はよ行かんと間に合わんで 』


『 ほんまやばい!』



サキは切羽詰まった顔で言うと、ばたばたとスリッパを鳴らして走って行く。


その背中を見て Aの保護者みたいやな って笑った神ちゃんは、隣にいる私の方を見た。



緑『 行こっか 』


「 あ、うん。……神ちゃん、わざわざごめんね 」




1限目は情報の時間で、パソコン教室に移動しなきゃいけいみたいで。


だけど私は場所がわからないからサキについていこうと思ったんだけど、


『 あかん!トイレ!やばい!』


と、サキが完全に語彙力をなくしちゃうほど追い詰められちゃって。




『 Aのこと、パソコン教室まで送ったって!』


サキがそう頼んだおかげで、神ちゃんと移動することになったわけです。




神ちゃんも一緒に行動する男友達がいただろうに、私のことを優先してくれた。





緑『 全然ええよ、気にせんで 』



神ちゃんの優しさには、ほんとに頭が上がらない。

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ぽっぴん(プロフ) - もんさん» たくさんお話あるのに、ありがとうございます…!こちらこそ読んでいただきありがとうございますですよ!!これからもよろしくお願いします! (2018年5月24日 20時) (レス) id: a5448099dd (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぴん(プロフ) - 望美さん» コメントの返事遅れてすみません〜!これからも、重岡くんはもちろん、他のメンバーさんでもドキドキしていただけるように頑張ります…! (2018年5月24日 20時) (レス) id: a5448099dd (このIDを非表示/違反報告)
もん - 一気に読んでしまいました!素敵な作品ありがとうございます! (2018年5月24日 20時) (レス) id: ba6056559b (このIDを非表示/違反報告)
望美 - 重岡くんにいつもキュンキュンしながら読ませていただいてます! (2018年4月21日 22時) (レス) id: 432bb1cd17 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぴん(プロフ) - みなみさん» ありがとうございます!移行させていただきました! (2018年3月27日 1時) (レス) id: a5448099dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽっぴん | 作成日時:2018年2月16日 23時

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