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紫『 はーい 』
中から返ってきた声に、なんだ起きてるのか、って安心する。
「 崇裕くん 」
朝ごはんができてることを伝えようと思ってドアを開けた私は、中の光景に目を見開いてしまった。
崇裕くんはどうやら制服に着替えている真っ最中だったみたいで、カッターシャツのボタンは全開だった。
「 ……ご、ごめんっ!!」
慌ててドアを閉めようとしたら、
紫『 いやいや、ちょい待ちいや 』
笑いながらの崇裕くんがドアを手で止め、もう片方の手を伸ばして私の腕を掴んだ。
腕がぐっと引っ張られ、気づけば目の前には、笑顔の崇裕くん。
カッターシャツのボタンは相変わらず開いていて、崇裕くんの鍛えられた腹筋が目に入る。
「 あの、ごめん、着替え中だってわかんなくてっ……!」
目を合わせられないでいると それは全然ええねん って崇裕くんが顔を覗き込んでくるから、いやでも目が合った。
紫『 なんか用事あったんちゃうの 』
「 ……あ… 」
紫『 用事言わずに出て行かれたら逆に困るねんけど 』
さっきからずっとへらへら笑ってる崇裕くんに、心臓がうるさい。
ああもう……!私、さっきからどきどきしてばっかりじゃん…!
「 ほんとに大したことじゃない…!……あの、朝ごはんできたから準備して下りてきてねって言いに来ただけ… 」
私の言葉に笑った崇裕くんは りょーかいしやした って笑って腕を掴んでいた手を離してくれた。
紫『 Aちゃん、顔真っ赤やで 』
「 ……うるさいし…!」
紫『 へへっ、可愛い 』
なんで崇裕くんは、突然爆弾を放り込んでくるんだ。
紫『 あ、他にも起こさなあかんねやろ。はよ行ったり 』
「 言われなくても行くから……!」
赤くなっているという顔を隠すように、私は崇裕くんの部屋を飛び出した。
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ぽっぴん(プロフ) - もんさん» たくさんお話あるのに、ありがとうございます…!こちらこそ読んでいただきありがとうございますですよ!!これからもよろしくお願いします! (2018年5月24日 20時) (レス) id: a5448099dd (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぴん(プロフ) - 望美さん» コメントの返事遅れてすみません〜!これからも、重岡くんはもちろん、他のメンバーさんでもドキドキしていただけるように頑張ります…! (2018年5月24日 20時) (レス) id: a5448099dd (このIDを非表示/違反報告)
もん - 一気に読んでしまいました!素敵な作品ありがとうございます! (2018年5月24日 20時) (レス) id: ba6056559b (このIDを非表示/違反報告)
望美 - 重岡くんにいつもキュンキュンしながら読ませていただいてます! (2018年4月21日 22時) (レス) id: 432bb1cd17 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぴん(プロフ) - みなみさん» ありがとうございます!移行させていただきました! (2018年3月27日 1時) (レス) id: a5448099dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽっぴん | 作成日時:2018年2月16日 23時