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あれから、神ちゃんが作ってくれた晩ごはんをみんなで食べた。
こんなに美味しい料理食べたことないってぐらい、神ちゃんの作った料理は絶品で。
1品食べるごとに、美味しい美味しいと騒ぐ私を見て、神ちゃんは笑っていた。
そんなに褒められたん久しぶりやから、なんか嬉しいわ って。
しげくんは一言もしゃべらずに、黙々とご飯を食べていて。
重くなっていた雰囲気を少し変えるようにその場を盛り上げてくれたのは、照史くんだった。
照史くんに乗っかるようにわいわいと騒いでくれた崇裕くんと望にも、感謝している。
女子は1番に入りたいやろ っていう照史くんの言葉で、1番風呂は私がいただいた。
ドライヤーで髪を乾かしてリビングに行くと、神ちゃんと流星と望がソファーに座ったり凭れたりラグに腰かけたりして、テレビを観ていた。
桃『 うわあ、パジャマ着とる女子が目の前におる、……なんかリアルやなあ 』
そんな望に向かって 変態 って言うと 知ってる って舌を出された。
青『 Aも一緒にテレビ観いひん?おもろいで、この番組 』
「 んー、……今日は疲れたからもう寝よっかな 」
せっかく誘ってくれたのに、なんだか今日は色々と疲れたのか、もう眠くて。
申し訳なくて ごめん って流星に謝る。
青『 大丈夫やで 』
緑『 今日は色んなことあって疲れたやろ。ゆっくり休んだらええよ 』
このシェアハウスに住むみんなは、どうしてここまで優しいんだろう。
「 ありがと。……じゃあ、もう寝るね 」
2階に上がろうとすると A って名前を呼ばれた。
振り返ると ありがとな って神ちゃんになぜかお礼を言われた。
「 え、……なにが?」
お礼を言われるようなことをした記憶はなくて、首を傾げてしまう。
そんな私を見て、神ちゃんは優しく微笑んだ。
緑『 しげにあそこまで言うてくれて、ほんまにありがと。俺らも、言いたかったけどずっと言われへんかったことやから 』
しげくんの過去も知らないであそこまで言っちゃって、私はちょっと後悔してるんだけどな……
偉そうな言葉ばかり並べて、しかも言い過ぎちゃった気がする。
そんな私の気持ちを汲み取ったのか 大丈夫やって って望が笑う。
桃『 あそこまで言わな、しげはわからんやろうから 』
だからありがと って改めるようにお礼を言われるのは、なんだ恥ずかしい。
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ぽっぴん(プロフ) - もんさん» たくさんお話あるのに、ありがとうございます…!こちらこそ読んでいただきありがとうございますですよ!!これからもよろしくお願いします! (2018年5月24日 20時) (レス) id: a5448099dd (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぴん(プロフ) - 望美さん» コメントの返事遅れてすみません〜!これからも、重岡くんはもちろん、他のメンバーさんでもドキドキしていただけるように頑張ります…! (2018年5月24日 20時) (レス) id: a5448099dd (このIDを非表示/違反報告)
もん - 一気に読んでしまいました!素敵な作品ありがとうございます! (2018年5月24日 20時) (レス) id: ba6056559b (このIDを非表示/違反報告)
望美 - 重岡くんにいつもキュンキュンしながら読ませていただいてます! (2018年4月21日 22時) (レス) id: 432bb1cd17 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぴん(プロフ) - みなみさん» ありがとうございます!移行させていただきました! (2018年3月27日 1時) (レス) id: a5448099dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽっぴん | 作成日時:2018年2月16日 23時