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『 照史くん、Aが誕生日プレゼントくれたら喜ぶと思うけどな 』
「 なんとも思わないでしょ、きっと 」
ただの後輩からの誕生日プレゼント。
せいぜい、少し嬉しいなって思ってくれるぐらいだろう。
「 そういうナナは、あげないの？」
『 毎年あげてたんだけどね。けど、Aがあげるなら今年はやめとく 』
「 え、なんで 」
『 女の子からのプレゼントが少なかった方が、Aのあげたプレゼントを特別扱いしてくれるかもしれないでしょ？』
「 なるほど… 」
やっぱりナナは、こういう恋の駆け引きが上手だ。
『 照史くん意外とモテるから、あげてアピールしないと、他の女子に負けちゃうよ？』
「 そう、だね…… 」
頷いたものの、照史先輩に渡すことができるかな。
そもそも、照史先輩ってなにが欲しいんだろう。
「 ナナ… 」
縋るような視線を送ってきた私の真意に気づいたのか、ナナはくすっと笑った。
『 大丈夫だよ。照史くんが欲しいもの、幼馴染みの私が教えてあげるから 』
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みき(プロフ) - スゴくキュンキュンするストーリーで、良かったです。付き合ってからの続編希望します。 (2017年9月4日 0時) (
レス) id: b4e2f9f02b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽっぴん
| 作成日時：2017年8月31日 0時
