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S side
今日は、待ちに待った握手会…!!
なのに寝坊してしまった。
急いでそこら辺にあった黒のパーカーを着、黒のマスクを着け、黒のズボンをはく。
いっそげ…!!!
駅に着いて改札口を走って通り抜ける。カードをピッ
電車の入り口から走って入ったからなのか、躓いて転けてしまった。
丁度、すぐそばの席に座っていた女の子がいて、俺が大きな音を立てて転げたからバッと此方を見る。
やっべ…めっちゃハズいやつじゃん…
疲れた…喉かっらから…と肩で息をする。
『だ、大丈夫ですか?』
さっきの女の子が声をかけてきてビックリした。
え、転けたの大丈夫ですか〜?w的な?え、俺、萎えるよ?
ゆっくり下を向いていた頭を上げ、女の子に目線を写す。
え、嘘…
華じゃん…え?まって…え?それ…は?
「っえ、? あ、…大丈夫…です」
普段の俺なら、この状況でめっちゃ喜ぶであろう…
だがしかし…
華の座っている隣に、俺の缶バッチが3、4個ついていた ややシンプルな鞄が立てて置いてあったのだ…
痛バッグじゃねぇから大丈夫とかじゃなくて、華が俺の缶バ付けてることが理解不能なんだ。
まさかとは思うが…listener?
え、まじでリスナーだったらやべぇじゃん。
『もし良かったら…席 譲りましょうか?』
待って 華 外でもこんな優しいの?え、なんかお洒落っていうか、いつもと雰囲気違って可愛いんだけど…え???
生憎 俺は、疲れと転けた痛みで立っているのがやっとだった。
「…すみません。」
そう言って華が譲ってくれた席に座る。
すぐ隣に華いるわ…やっべ、バレそうで怖い…
そう…バレそうで…
あの俺の缶バ付けた鞄を華が持ったんだよぉぉお!
んなことあるか!?
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握手会何気に不安なんだよね〜
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握手…あっという間に最後ら辺の人になる。
そして最後の人が来た…
華…?
「…ぇ、あ、きょ、今日は来てくれてありがとな!」
『い、いえ!え、えと…あのぉ…!ずっと応援してました!大好きです!』
「あ、りがと…!」
華が来たという事に困惑していたら、表に出てしまって挙動不審になってしまった。
華が何か言おうとしているとき、誰かが大きな声で叫びだした。
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ランデブー - めっっっちゃ恥ずかしいんだけど (2021年1月22日 19時) (レス) id: db2eb7a25e (このIDを非表示/違反報告)
ランデブー - 、、、自分の失言に今頃気づいたわ。 (2021年1月22日 19時) (レス) id: db2eb7a25e (このIDを非表示/違反報告)
ランデブー - よく言えば神、悪く言えば、、G・O・D。ww連載頑張ってください! (2021年1月16日 10時) (レス) id: db2eb7a25e (このIDを非表示/違反報告)
あみてぃー*(プロフ) - あ、めっちゃ面白いです…!!控えめに言って神ですね! (2021年1月5日 19時) (レス) id: 44dafb3df2 (このIDを非表示/違反報告)
たぴおか。(プロフ) - えなんかおすすめに流れてきて見てみたらくっそストーリー好みで発狂してたのに消す感じになってるのは本気で草。続き楽しみにしてます!!(消させる気ない) (2021年1月4日 23時) (レス) id: 5dbee833f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よつ | 作成日時:2020年11月13日 1時