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「すまない。何かされたか？」
「大丈夫です。でも、何で体育館裏に？」
「Aが体育館裏で俺のファンクラブに囲まれていると、山菜が教えてくれたんだ」
「そうなんですか。助かりました」
山菜先輩が連絡してくれたから、私は助かったのか。彼女には感謝しなくては。そう思いながら私は急いでサッカー棟に向かい、着替えてから練習に参加した。円堂や鬼道に遅刻した理由を説明したのちに全体練習に混ざる。
正直、ゴッドエデンでのあの過酷な特訓を経験した身としては、雷門の練習は緩い。加えて自然治癒能力があるため、体力が切れることはなかった。
途中で鬼道は私に指示した。止めの指示を出すまでグラウンド周りを走れと。つまり、制限がない走り込みをしろという内容である。私は素直に従った。
「は、は、はっ」
走りには慣れているつもりだった。そして、体力には自信があった。
たまにグラウンドを見ると、練習中の選手と目が合った。中には手を振って応援してくれた先輩もいた。浜野と速水がこちらを見ながら会話している。
「一人だけ走り込みって、遅刻した罰？ちゅーか、よくもつね。Aー！頑張れー！」
「どこからあの体力が湧いてくるんでしょうか」
グラウンドでは練習メニューがころころと変わる。今はチームに分かれてミニゲームをしているようだった。私は走り続ける。
しかし、休憩がないままずっと走っていると、途中で息が切れてきた。とうとう走れなくなり、限界に達した私はその場に倒れた。
「いつまで走り続けるんだ？」
「一時間は過ぎてるよなあ」
周囲に仰天されているのは雰囲気から伝わってきた。しばらく倒れたままでいると、その場で意識を失ってしまった。次に目が覚めた時には私はベンチで寝ていた。
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充滞(プロフ) - 星猫さん» ありがとうございます！ (2021年9月7日 21時) (
レス) id: 48c4c5694c (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - こちらこそすみません。頑張って下さいね！応援しますね！ (2021年9月7日 21時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
充滞(プロフ) - 星猫さん» お誘いありがとうございます。今回は遠慮させて頂きます。ご期待に添えず申し訳ありません。 (2021年9月7日 20時) (レス) id: ff878d9789 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 無理だったら、ごめんなさい。応援しますので頑張って下さいね！ (2021年9月7日 20時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 一緒に合作しませんか？ (2021年9月7日 20時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：充滞 | 作成日時：2021年9月7日 19時
