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部室の扉がまた開いた。その先には二人立っている。天馬と狩屋だ。狩屋は部室の中を見渡し、感心したように呆気にとられていた。まず新顔の登場に神童は声をかけ、入部希望者かどうかを確認する。
「狩屋マサキです。入部希望です」
狩屋は落ち着いていた。まるでその空気感に溶け込むように、謙虚で従順である。大人しく、ただ周りを観察していた。入部テストの話が出た時に彼は少し驚いていた。
「狩屋。お前は、サッカー好きか」
「…はい。」
意思のある返答だった。彼のサッカーへの愛が本物であることが伝わる返事であった。円堂は彼の入部を認め、早速練習に入ることとなった。
屋外グラウンドで練習が始まり、それは2対2の攻撃と守備の練習であった。最初の攻撃は天馬と神童で、守備は狩屋と霧野。結果、狩屋はスピードとボディバランスが評価され、霧野からは強引さを指摘されていた。狩屋は慣れた様子で優れたブロックをしており、部員は高評価していた。
「次は攻撃がAと剣城、守備が天城と信助！」
「はい！」
全国大会への出場が決まった今、私は皆の練習の一員としてサッカーをしていた。今までは主要メンバーとして皆と連携プレイをしたことがあまりなかったが、皆の一員となれたことを私は嬉しく思っていた。
「いくぞ」
「うん」
剣城がパスを出す。私がそれを受け取る。隙をついてそのままロングシュートをしてもよかったのだが、この練習の意図は攻撃と守備が互いにどう動くかを試すものだ。無茶をしてはいけない。
「A！好きなように攻めろ！それも練習のうちだ！」
「円堂監督…」
どんな攻撃をするも自由。それも練習のうち。
そう受け取り、私は考えを改めた。私は敵の信助にパスを出した。
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充滞(プロフ) - 星猫さん» ありがとうございます！ (2021年9月7日 21時) (
レス) id: 48c4c5694c (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - こちらこそすみません。頑張って下さいね！応援しますね！ (2021年9月7日 21時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
充滞(プロフ) - 星猫さん» お誘いありがとうございます。今回は遠慮させて頂きます。ご期待に添えず申し訳ありません。 (2021年9月7日 20時) (レス) id: ff878d9789 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 無理だったら、ごめんなさい。応援しますので頑張って下さいね！ (2021年9月7日 20時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 一緒に合作しませんか？ (2021年9月7日 20時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：充滞 | 作成日時：2021年9月7日 19時
