Episode 7 ページ7
あ、誰か助けてください。寝ぼけているのであろううっつんに
腰に抱きつかれてしまった。
それも助けて欲しいのだが
もうひとつあるのだ。
彼はセーターを着ているのだが
完全にはだけで右肩ら辺がほぼ出てしまっている。
よって鎖骨が見える。抱きつかれているため、
私がちょうど目線を下げたら鎖骨や首筋があるのだ。
目線がそこだけにしか行かない。ホントにどうしよう。
あ、マッキーないかな。
マッキーさえあれば、彼の無駄に綺麗な顔に落書きができるのだが。
右左頬にHと書いてデコに男とかく。
そうすれば、そっちに目がいき、笑ってしまい
私が彼の色気にいちいちもだえる必要は無い。
そうと決まれば早速実行にうつそうと思う。
ちょうど小さめの机の上に空気をよんだようにマッキーがあった。
それをうっつんが起きないように、頑張って手を伸ばし、とる。
あとは起こさないように真剣にやるだけだ。
うっつんの頬に手を添えて真剣にマッキーでHと書き進めていく。
これが案外楽しい。
途中爆笑しそうになったが頑張って耐える。
順調に進めていくと、んん、とうなる声が聞こえ、あまりの色気に
マッキーがズレてしまったが、マッキーで書いたものを見て何とかもちなおす。
何とか書き終わることができ、謎の達成感が私を襲った。
頑張って笑わないようにしてうっつんを起こす。
ここまで起きなかったのは逆に尊敬する。
『あ、起きた。おはｯよう』
「んー、はよう」
うっつんが立ち上がるのを見て、ゆっくりと階段を降りていく。
何回か笑いそうになってしまった。
リビングに入り、マンちゃんに起きたと伝える。
どうやら朝食を用意していたみたいだ。
ありがたい。
「ん、おはよuうっ、ﾊｯw」
うっつんの顔に気づいたマンちゃんが
笑わないようにそっぽを向いて、口元を手で覆い、必死に我慢していた。
それを見て私も思い出し、また笑いそうになってしまう。
『つれ、ﾌｯ、連れてきたよ』
「大先生、とりあえずｯ…洗面所行ってきて…ﾌｯ」
大先生は私らが必死に笑いを我慢して寝惚けているからか
特に疑問も思わず、無言で洗面所へ向かって行った。
「ノアｯ…ちょ、ねぇ、w」
『ﾝ、ﾊﾊﾊﾊｯ!』
うっつんが自身の顔を見たら叫ぶのだろうと身構える。
「ギャャャャャャャャャｯｯｯｯ！！」
しばらく、二人で笑っていたが、
洗面所でうっつんの甲高い雄叫びが聞こえ、さっきよりも爆笑した。
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くれいのあ(プロフ) - BANDさん» ありがとうございます！<(_ _)>〈 ｺﾞﾝ!〕 (2021年5月30日 7時) (
レス) id: c40cd9804d (このIDを非表示/違反報告)
BAND(プロフ) - あ、はい。神作ですねありがとうございます(((スライディング土下座))) (2021年5月30日 1時) (レス) id: cb43568772 (このIDを非表示/違反報告)
月琴(プロフ) - 漣＠えなみずつよいさん» わぁありがとうございますゥ！お母さんだよこんにちは(？) (2021年2月26日 22時) (レス) id: c40cd9804d (このIDを非表示/違反報告)
漣＠えなみずつよい(プロフ) - 尊すぎてｵﾝｷﾞｬｱです()赤ちゃんに戻りましたこんにちは (2021年2月22日 17時) (レス) id: 4335f2c288 (このIDを非表示/違反報告)
月琴(プロフ) - 天さん» 出来るだけ早めに頑張っていきますはい。受験シーズン終わったら今より更新していく予定ですのでｯ(多分.......) (2021年1月17日 20時) (レス) id: c40cd9804d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月琴 | 作成日時：2020年11月23日 9時
