Episode 6 ページ6
パックをはがしたようで
ツヤツヤになりながら、こっちへ見せてくる。
そんなんなるんだ。
「どう？もちもちやろ？」
『わー、めっちゃもっちもちしてる』
あまりに気持ちのいいモチモチ感でつい
限界まで伸ばして抓ってしまう。
反射だ。許して欲しい。
そんなもちもちしているのが悪いのだから。
「痛い痛い。つねらんといて」
もっと抓っていたかった……。
今はにこやかに笑っているがこれ以上やると
確実に怒られるのでほっぺから手を離す。
『……そういえばうっつんは？』
「あ…まだ起こしてへんわ」
『忘れられてたうっつんカワイソス』
誰が起こしに行くのと、互いを見やる。
ノアが行ってとマンちゃんの目が語っているのがわかる。
私にいけと言うのか。
『「……」』
互いに少し沈黙が訪れる。
「ノア」
『いやだよ』
「ノア」
『だからi「行って？」』
にっこり笑顔でこちらを見る。
その圧でこっちを見るのはやめて欲しい。
『ｽｩ、いってきまーす』
圧に負けて、うっつんが寝ている二階へ向かう。
元々空き部屋だったとこを使ってもらっているのだ。
マンちゃん覚えてやがれ。
「行ってらっしゃーい」
『……』
ｹ､呑気に寝転がりながらスマホいじりやがって。
そんな暇あんなら起こしに行ってくれよ。
心ん中でグチグチ言いながら階段を昇っていく。
というかうっつんの寝起きって絶対ヤバいだろ。
色んな意味で自分が心配なのだが。
大丈夫だろうか。
うっつんが寝ている部屋の扉の前についた。
寝ているだろうが、念のためノックをする。
『うっつんー？』
そう大きめの声で言うと
中から唸り声と布団が擦れる音が聞こえた。
……私、ここに入れって言うの？
ねぇもう色気ヤバそう……。
しばらく扉の前で『入らないといけないの？』と、うなっていると
マンちゃんの「早く起こしてきて〜」という言葉が聞こえてきた。
覚悟を決めてノブをひねり、扉を開ける。
するとそこには、毛布を被ったうっつんと思わしき塊があった。
頭が少し出ている。
生唾を飲み込みつつ、起こす為に『起きて〜』と言いながら近づく。
試しに揺すってみるが、起きる気配がないので
仕方なく被っている毛布を思い切りめくった。
するとそこには
服がはだけて色々やばい事になっているうっつんがいた。
自身の息がヒュというのがわかる。
『……』
お？これは思った以上に色気がヤバいゾ？
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くれいのあ(プロフ) - BANDさん» ありがとうございます！<(_ _)>〈 ｺﾞﾝ!〕 (2021年5月30日 7時) (
レス) id: c40cd9804d (このIDを非表示/違反報告)
BAND(プロフ) - あ、はい。神作ですねありがとうございます(((スライディング土下座))) (2021年5月30日 1時) (レス) id: cb43568772 (このIDを非表示/違反報告)
月琴(プロフ) - 漣＠えなみずつよいさん» わぁありがとうございますゥ！お母さんだよこんにちは(？) (2021年2月26日 22時) (レス) id: c40cd9804d (このIDを非表示/違反報告)
漣＠えなみずつよい(プロフ) - 尊すぎてｵﾝｷﾞｬｱです()赤ちゃんに戻りましたこんにちは (2021年2月22日 17時) (レス) id: 4335f2c288 (このIDを非表示/違反報告)
月琴(プロフ) - 天さん» 出来るだけ早めに頑張っていきますはい。受験シーズン終わったら今より更新していく予定ですのでｯ(多分.......) (2021年1月17日 20時) (レス) id: c40cd9804d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月琴 | 作成日時：2020年11月23日 9時
