１７３：出会えて良かったと、心の底から（+作者より） ページ23
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そっか と柔らかく口角を上げたジュニオッパは、私が例えどんな答えを出したとしても、今のように受け入れてくれたことだろう。
…いや、オッパだけじゃない。それは、ミョンホもミンギュくんにも言えることだ。
ミョンホは何も言わず私の頭を撫でてくれたし、ミンギュくんは 頑張れ！応援してる！と笑顔を見せてくれた。
MN『 ……ソラにも、それはちゃんと伝えたの？』
ミョンホの問いに ううん と首を横に振る。
「 …今度会った時に言おうと思ってるけど……でもね、ソラなら言わなくてもわかってると思うんだ、私の答え 」
JN『 それもそうだね 』
私の言葉を首肯したオッパは、不意に心配そうに眉間に皺を寄せた。その表情のまま Aちゃん と名前を呼んでくる。
「 …なんですか…？」
JN『 ……ウォヌにはそれ、伝えてないの？』
その名前が出されたことに、心臓がドキッと跳ねる。俯きながら はい… と返事をした私の声は、とても小さいものだった。
「 ……伝えなきゃっていうのは、わかってるんですけど… 」
わかってる。頭の中では、ちゃんとわかってる。だけど、今の私の答えをウォヌオッパに伝えること、それは、即ち……。
「 ……でも、ウォヌオッパには自分の口から伝えたいって思ってるんです。……だから、オッパには言わないでください 」
俯かせていた顔を上げ お願いします と軽く頭を下げる。私の頭を撫でたのは、オッパの大きな手だった。その温もりにつられるように、再び頭を上げる。
JN『 わかってるよ、大丈夫 』
M『 …俺らはAとヒョンのこと、誰よりもわかってるし、応援してるから 』
MN『 …こんなこと、俺らがわざわざ言わなくてもわかってるでしょ？』
3人の言葉、そのどれもが温かくて、優しかった。それらに触れたことによって、私の涙腺は緩くなってしまって。ありがとう… と返した声は、心做しか震えていた。
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更新が不定期になってしまっていて、申し訳ないです…！ゆっくりにはなると思いますが、ラストに向けて更新はしていくので、これからも読んでいただけると嬉しいです…！
こんな私の作品をお気に入り登録して読んでくださること、ほんとうに有り難く思っています…！最近は忙殺されておりますが、たまにTwitterの方には顔を出しているので、よろしければお立ち寄りください！ここまで読んでくださり、ありがとうございます！
@_AOKoPt
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１７４：きっとこんなの、考えるまでもなくて（JN）→←１７２：溢れた本音を受け止めてくれること
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アオコ(プロフ) - 千笑さん» コメントありがとうございます！もう文面から作品を楽しんで頂けたのかなっていうのが伝わってきてそれだけで私は幸せです…！私も10時10分に返信すれば良かったって今後悔してます笑（TMI！！） (2021年8月28日 21時) (
レス) id: 5d8cfe873d (このIDを非表示/違反報告)
千笑 - 全く関係ないんですが、今書いてる時間が10時10分で運命感じてます笑笑 (2021年8月27日 10時) (レス) id: 14dbb1d17f (このIDを非表示/違反報告)
千笑 - 前作も合わせて、とても素敵な物語でした!私はずっとウォヌ派でした（笑）。前作のホシさん存在と、星に願う。と言うタイトルをかけたのかなあって思ってましたが、予想は外れてました（笑笑）。楽しかったです!ありがとうございます！ (2021年8月27日 10時) (レス) id: 14dbb1d17f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオコ | 作成日時：2021年1月24日 20時
