１７２：溢れた本音を受け止めてくれること ページ22
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ジュニオッパとミョンホ、そしてミンギュくんの3人と出会したのは、ソラとカフェで話したあの日から2日ほど経った、週末の夕方だった。
今日は休みでやることがなくてお昼過ぎまでダラダラしていたのだけれど、このまま1日を終えるのがなんだか勿体ない気がして、軽く身嗜みを整え外へ出てみたのだ。だから、目的は特にない。
マンションを出て門を潜ろうとした、ちょうどその時、後ろから Aちゃん！と私の名前を呼んできたのは、間違いなくオッパの声だった。
「 …わ、偶然ですね 」
目の前に立った3人に、そう声を掛ける。みんなイケメンだからかな…？なんか、こうやって3人でいるだけでオーラを感じる……気がする。
M『 そうだね！俺らさっきまで、ミョンホの家でゲームしてたんだよ 』
MN『 …2人して勝手に押し掛けて来たくせに 』
JN『 それでお腹空いたから、どっかごはん食べに行くか〜ってなってさ 』
どうやら、不満そうにしているミョンホの声は、2人には届いていないらしい。それがなんだか面白くて、笑ってしまいながら そうなんですね と頷く。
Aは？と首を傾げたミンギュくんに、こうして外へ出てきた理由を説明する。その途端、彼とオッパの目が輝いた。
JN『 じゃあさ、Aちゃんも一緒にごはん行こうよ！』
「 えっ、良いんですか？」
JN『 全然良いよ！行こう！』
「 じゃあ、ソラのことも… 」
誘いましょう と言いかけたのだけれど、それは最後まで言葉に出来なかった。ああ〜… と、3人共眉尻を下げたから。
MN『 …あいつ、今日はバイトで来られないらしい 』
「 …あ、そうなんだ…。じゃあ、仕方ないね 」
また今度みんなで行こうよ と微笑んだオッパに そうですね と同意してみせる。
M『 じゃ、行こっか。ミョンホがこの近くに美味しそうな居酒屋見つけたんだって 』
切り替えるように パンッ！と音を立てて掌を合わせたミンギュくんに うん！と首を縦に振り、私達は歩き出した。
やって来た居酒屋さんは、初めて来た場所だった。私の隣にはミョンホが腰を下ろし、テーブルを挟んで向かい側にオッパとミンギュくんが並んで座った。
私以外のみんなは飲んで、お酒が入れば本音も話すようになって。私もそんな3人に流されるように、ポロッと溢してしまった。ずっとずっと悩んでいたこと。…………………その答えを、出せたこと。
私の話を聞き、最初に反応してくれたのはオッパだった。
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アオコ(プロフ) - 千笑さん» コメントありがとうございます！もう文面から作品を楽しんで頂けたのかなっていうのが伝わってきてそれだけで私は幸せです…！私も10時10分に返信すれば良かったって今後悔してます笑（TMI！！） (2021年8月28日 21時) (
レス) id: 5d8cfe873d (このIDを非表示/違反報告)
千笑 - 全く関係ないんですが、今書いてる時間が10時10分で運命感じてます笑笑 (2021年8月27日 10時) (レス) id: 14dbb1d17f (このIDを非表示/違反報告)
千笑 - 前作も合わせて、とても素敵な物語でした!私はずっとウォヌ派でした（笑）。前作のホシさん存在と、星に願う。と言うタイトルをかけたのかなあって思ってましたが、予想は外れてました（笑笑）。楽しかったです!ありがとうございます！ (2021年8月27日 10時) (レス) id: 14dbb1d17f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオコ | 作成日時：2021年1月24日 20時
