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Ryuga side
あの那須が…、こんなに
たった一人の女の子に
溺れるところを見る日が来るなんて
一ヶ月前は、思いもしなかった。
「んで、Aと手繋いでさ〜」
なんて、昨日行われたと思われるお家デートの件について、
デレデレしながら話す那須。
龍我「那須ってさ、Aちゃんと付き合う前は、別な子とキスしてたりしたの？」
その瞬間、下を向いて黙り出した那須。
龍我「ねえ。」
「うん、あるよ…。」
那須にとっては、きっと思い出したくない思い出なのだろうか。
ずっと、下を見つめている。
龍我「それ、Aちゃん、知ってるの？」
「知らないと思う…。」
龍我「言うの？」
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作者名：いお | 作成日時：2017年9月17日 21時
