智の危ないメイド生活！？ (ページ16)

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＊気づいてやれよ（翔サイド）＊ページ16

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Aが晩御飯作ってないなんてことあるはずがない

だって俺たちも作ってる現場を見てたんだから

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和「苦し紛れの嘘つくなよ！！」

智「本当だって！！」

智君はいすに座ったまま

ニノは松潤に抑えられながら

お互いににらみ合ってる

和「俺たち皆Aが作ってるとこ見てたんだよ！！」

智「本当にAは作ってないって・・・」

雅「皆これ見て！！」

２人の言い争いの途中で相葉ちゃんがキッチンのほうから叫んだ

皆が相葉ちゃんの指差すほうを見ると・・・・

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紛れもなく昨日Aが智君に作ってた晩御飯が捨ててあった

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智「・・・・これ・・・・」

間違いない

ご飯の上のハンバーグも

その上に丁寧にかけてあったチーズとカレーもすでに硬くなっていた

和「分かるよな？これがなんなのか」

智「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

和「気づいてやれよ・・・・・なぁ？」

ニノが何かに縋るかのような悲しい目で智君に訴える

和「Aはあんたのことが本気で好きなんだよ・・・なのに・・・・」

そこまで言ってニノは床に力無くして座り込んだ

和「Aの気持ちに気づいてやれよ。誰もヒーローみたいなことやれって言ってるんじゃないんだよ・・・」

翔「単純にAを喜ばせられるのは智君しかいないってことなんだよ？」

Aが本気で好きなのは俺でも

ニノでも・・・

松潤でも・・・

相葉ちゃんでも・・・

誰でもない

智君なんだから・・・・

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Aの気持ちに気づいてあげて