7話 sinking into the sea ページ8
そこから彼、Aくんに追いつくために必死にサッカーを勉強した
学校では友達と遊んで、
家ではサッカーの練習
笑顔を作るのも疲れたし、手はずっと鉛筆を握っていたからか、跡ができていた
女子１「〜〜だよね！」
莉子「わかる〜」
莉子「！」
あれ
大事なサッカーノートがない
やばい
あれにはAくんがどうすればもっと上手くなるとか、そういうのを書いていたノートなのだ
サッカーのルールや基本的なものをまとめたノートは家にあるのだが、A関係のものはひっそりと学校書いていた
あれを持ち帰らないと誰かに見られるかもしれない
莉子の頭の中は恐怖の感情でいっぱいだった
莉子「忘れ物したから取りに行ってくるね！先行ってていいよー」
女子１「分かったー」
莉子「はぁ、はぁ」
ガラ
あれ
誰かが私の席に座ってる
え
バレた？
みんなに見捨てられちゃう？
やだやだやだ！
『？』
え？
莉子「Aくん？」
『！』
莉子「その、ノート・・」
『これ、お前が書いたのか？』
莉子「う、うん」
ドキドキ
私の声が聞こえないくらい、心音が聞こえる
うるさい
こんなの、初めて
『そうだったのか・・』
・・・
何考えてんだろ
褒めてもらえるとか、絶対ないのに
期待、
しちゃう
『すげぇな』
莉子「え？」
『こんなに分かりやすくまとめれんのか』
莉子「あ、ありがとう」
『これ、毎日やってくんねぇか』
莉子「え」
『嫌ならいいんだが・・』
シュンとした顔をしながら言ってきたAくんに私はすぐに
莉子「やります！！」
と、言った
『！ありがとな』
そこから私たちは2人で練習をやるようになった
でも
何度も
何度も
アピールしてきたのに・・
彼は全然私に惚れてくれない
ていうか、私の「好き」っていう気持ちに気付いてないと思う
だから
今度こそ
好きって気づかせてあげるんだから！
『俺を、忘れないで・・父さん・・燈矢・・』
莉子「！・・私に、悩み話してくれればいいのにな」
少年の頭を人撫でして言った
1人の少女の呟きは１４才のまだ幼い少年に届くことなく海に沈んだ_____
sinking into the sea 海に沈む
__
推し出せなかった・・
次の話では出す予定です・・！
あ、この作品BLなので、莉子ちゃんとは結ばれはしないです
先に言っちゃって申し訳ないです・・
一問一答！
Q「Aのことどう思ってる？」
冴「・・ノーコメントで」
莉子「愛してる！！」
凛「・・／／」
8話 Michael Kaiser→←6話 So I will not forget
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らむね - ARyさん» コメントありがとうございます！！返信遅れてすみません！！更新頑張りますね！！ (2023年5月1日 23時) (
レス) id: 41465224bb (このIDを非表示/違反報告)
ARy - あああああああああああああ好きすぎる・・・毎日二、三回投稿してほしい。 (2023年4月30日 17時) (レス) @page10 id: 20866609ad (このIDを非表示/違反報告)
らむね - ｨｨｨｨｨｬｬｬｬｬｧｧｧｧｧ！！さん» ありがとございまぁぁす！！！！毎日１話は投稿しようかと思ってます！ (2023年3月18日 13時) (レス) id: 41465224bb (このIDを非表示/違反報告)
ｨｨｨｨｨｬｬｬｬｬｧｧｧｧｧ！！ - え、やばい最高の小説見つけてしまった………！この後の展開気になりすぎる！！応援してます！ (2023年3月18日 12時) (レス) @page3 id: eb59d2896b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らむね | 作成日時：2023年3月16日 20時
