29話 be honest ページ35
可愛side
莉子「でも、私はもうA君を支えられない」
可愛「？どうして？」
莉子「A君は私を見てない。私じゃない何かを見てる」
可愛「？何か、？」
莉子「・・・ものすごい癪だけど・・」
莉子「A君は、」
莉子「カイザーを見てる」
可愛「！でも、違うかも((」
莉子「いや、絶対にそう。だって、Aくん・・」
莉子「私がA君を見ていた時にそっくりな目をしていたもの。潔とカイザーがいっしょにいるのを見ていた時だって、」
莉子「悲しそうな顔してた。」
莉子「私は、諦めるよ。じゃ、」
可愛「逃げるの？！敵わないって分かってるから？！」
莉子「・・・」
可愛「ねぇ？！」
ギリッ
莉子「私だって諦めたくない！！でも、好きな人が恋してるなら、応援したいの！！」
可愛「！」
莉子「逃げてるよ。すごく逃げてる！敵わないって分かってるからだよ！？」
莉子「・・A君には、突き放されたくないの！」
_
母「後悔しないようにね」
父「何があっても俺たちはもう助けないからな」
_
莉子「・・・」
可愛「・・・自分の思いは伝えなね」
莉子「だから、突き放されたくな((」
可愛「モヤモヤしたままじゃ余計嫌われる。それと、分かったことがある」
可愛「あんたは突き放されないと、絶対に諦めない人間だって。」
莉子「！」
可愛「あんたが一番分かってるはずだよ」
可愛「だから、言うだけでいいから。ちゃんと伝えて。」
莉子「！うん、！ぜっったいに言う！でも・・・どうしてそんなに言ってくれたの？」
可愛「・・私も言えなかった時があったから。あの時はブッサイクだったから。振られるのが怖くて言えなかったの。だから、ウジウジしてるあんたを見て、昔のあたしに似てて、イラついただけ。分かった？」
莉子「うん。私、前に進めた気がする。だから・・可愛も、素直に伝えなよ。私行ってくるから」
タッタッタッ
あぁ
こっちを向かずに行ってくれてよかった
今の私、きっと酷い顔してる
あぁ
髪の毛ぐちゃぐちゃだ
早く櫛でとかないと
可愛「う、うわ、うわぁ・・ひっく、」
櫛、家に忘れてきちゃった。
アンリ「優奈ちゃん。」
ッバ
可愛「アンリ、なんで来て、」
アンリ「大丈夫。泣いていいよ、聞こえてたし。隠さないでいいよ」
アンリ「ほら、」
ギュ
可愛「アンリぃ」
アンリ「ふふ、」
2人は仲良く影を作った
be honest 素直になって
__
♡ください！！！！
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らむね - ARyさん» コメントありがとうございます！！返信遅れてすみません！！更新頑張りますね！！ (2023年5月1日 23時) (
レス) id: 41465224bb (このIDを非表示/違反報告)
ARy - あああああああああああああ好きすぎる・・・毎日二、三回投稿してほしい。 (2023年4月30日 17時) (レス) @page10 id: 20866609ad (このIDを非表示/違反報告)
らむね - ｨｨｨｨｨｬｬｬｬｬｧｧｧｧｧ！！さん» ありがとございまぁぁす！！！！毎日１話は投稿しようかと思ってます！ (2023年3月18日 13時) (レス) id: 41465224bb (このIDを非表示/違反報告)
ｨｨｨｨｨｬｬｬｬｬｧｧｧｧｧ！！ - え、やばい最高の小説見つけてしまった………！この後の展開気になりすぎる！！応援してます！ (2023年3月18日 12時) (レス) @page3 id: eb59d2896b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らむね | 作成日時：2023年3月16日 20時
