【MASHLE】オルカ寮2年人間観察が趣味で誰とでも和解できる最古の十三杖持ち…情報過多。 (ページ10)

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マグナス・ペルファと人体研究ページ10

しばらくして、マッシュが校長の面接を受けている間にマグナスは自室へ戻った。
自室はきれいだが、あくまでも自室“は”である。

少しだけ休憩した後、マグナスは研究室、即ち人間観察ルームへと向かった。
この扉の近くに寄ろうとする人はいない。中で人が研究されていたり、盗ひ…貰った魔道具が
部屋中に転がっていたりするからである。

研究対象「ヒッ、すみません、もう許して下さい…‼」
マグナス「もー、だから怒ってないってば。ただ君を隅々まで研究してるだけだよ。
それに、君は後々死刑が確定してるからって、僕が貰ってきたんでしょ?良かったじゃん!」

そう、マグナスはそのサイコとも言える研究意欲から、ヘカテリス監獄の死刑囚を
研究室で生きたまま解剖することがある。
この世界の事である、そこまでこの行動は問題視されていない。

研究対象「ならわざわざこんな事せずに…『ブチッ』ああっ⁉」
マグナス「つべこべ言わない。死ぬよりも、人体研究の協力の方が社会に役立つでしょ?

って…もう聞こえてないか。」

しかし、それは現代世界での話。
イーストン魔法学校ではかなり問題となっている。
だれか止められないものか…と会議を重ねているが、

マッシュ「その時はボコボコにしてあげますよ、グーパンで」

…まさか、魔力の無い生徒が大きく貢献するとは、まだ誰も知らない。