84話 ページ38
緑谷「え、ちょ…」
グラントリノ(速い！いかん、あまり上空にいかれると俺の個性じゃ届かなくなる！)
「やられて逃げてきたのか！」
緑谷「わぁぁぁぁ！！」
すると…
ゾア
ステイン「偽物が蔓延るこの社会も
徒に力を振りまく犯罪者も」
ドスッ
脳無の脳を深く突き刺す。
ステイン「粛清対象だ…ハァ…ハァ…
全ては正しき社会の為に」
俺と緑谷を抱える。
「助けた…！？」
「バカ、人質をとったんだ。」
「躊躇なく人殺しやがったぜ」
「いいから戦闘態勢とれ！取り敢えず！」
取り敢えずってなんやねん…
エンデヴァー「何故一カタマリで突っ立っている！？
そっちに1人逃げたはずだが！？」
「エンデヴァーさん！！」
ファット「こっちに1人逃げたんとちゃうんか！？」
「ファットガムさん！！」
「あちらはもう！？」
ファット「ちょっと手荒になってもうたけどなぁ！」
エンデヴァー「して…あの男はまさかの…」
暴れる出久に声を掛けながら、抜け出せるチャンスを伺う。
ステイン「エンデヴァー…」
エンデヴァー「ヒーロー殺し！！」
グラントリノ「！…待て轟！！」
するとあっさり俺と出久を離し、立ち上がった。
ステイン「贋物…」
『！』ゾクッ
ステイン「正さねば…誰かが…血に染まらねば…！」
エンデヴァー「！！」
ステイン「英雄を取り戻さねば！！
来い、来てみろ贋物ども
俺を殺していいのは
誰かが腰を抜かして地面に座り込んでしまった音だけが聞こえる。
ステインは…
『！
…ステイン、気絶してます…！』
轟「ハッ…」
焦凍と天哉が腰を抜かしてしまった。
後から聞いた話だと…
この時ステインは折れた肋骨が肺に刺さっていたんだと
誰も血を舐められてなんかいなかった。
なのに、あの場であの一瞬、ステインだけが確かに…相手に立ち向かっていた。
一夜明け、保須市総合病院では…
緑谷「冷静に考えると凄いことしちゃったね。」
『うん…』
轟「そうだな。」
緑谷「あんな最後見せられたら、生きてるのが奇跡だって…思っちゃうね。」
俺も結局、キャパオーバーが来て自分の傷も皆の傷も治すことが出来なかった。
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イケおじ派 - 相澤先生可愛すぎます……ッ (2023年1月22日 23時) (
レス) @page50 id: ec49e52911 (このIDを非表示/違反報告)
いつから私を、天災だと言い始めた、、、？ - 目次の上の説明欄…？のとこ会話文も一番最後以外はしりとり続いてますね、あぁこれに気づいた私てんさい。あ、天災の方ですよ？← (2022年12月4日 0時) (レス) id: c2b725e22b (このIDを非表示/違反報告)
すいみんすくーる(プロフ) - 更新ありがとうございます！いつも楽しく読ませて貰ってます！ (2022年10月6日 23時) (レス) @page28 id: 77af57a37f (このIDを非表示/違反報告)
カリン - 続き楽しみにしてます！ (2022年9月29日 23時) (レス) @page27 id: 8243bd92bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あめだま | 作成日時：2022年9月15日 16時
