冷たいあの子は雪の国の国王で…？ふぁいぶ！

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ジェイド「天使ちゃん…？」





フロイド「ん、そう！プラチナエンゼルフィッシュだからエンゼルを取って天使ちゃん」






ジェイド「なるほど、プラチナエンゼルフィッシュですか。確かに彼にピッタリですね。」







プラチナエンゼルフィッシュか…分かんなかった。ネーミングセンスないんじゃないの？(作者が)





ジェイド「Aさんは先日、リドルさん達とスパイごっこに勤しんでいたようなので僕らの事はよくご存知かもしれませんが…改めてご挨拶を。




僕はジェイド・リーチ。こっちは双子のフロイド。」






フロイド「どーもぉ、フロイドでーす。よろしくねぇ、天使ちゃん。」







『(宜しくしたくありませんがまぁある程度は)よろしくお願いします。』






ジャック「今の間はなんだ。」





『……さぁ？』






なんの事だろ。






ジェイド「さて、話を戻しますが…もしかして、Aさんのお悩みは……このおバカなイソギンチャクたちについてじゃありませんか？」






『もしかして…ねぇ。』ボソッ






分かってるくせに。







ジャック「もしかして、なんてよく言うぜ。ニヤニヤしやがって。」






フロイド「なにこいつ、ツンツンしててウニみたい。」





『ウニ…ぶふッ…く、ふふッ…あはは！』





ジャック「ウニじゃねぇ、オオカミだ！Aも笑ってんじゃねぇ！！」






だって…(くすくす)






ジェイド、フロイド「「ｯ…」」






？…どしたんだろ、先輩達…真っ赤になっちゃって…





ジェイド「も、もしAさんのお悩みの種がこのイソギンチャク達についてなら……直接アズールに相談するのが1番だと思いますよ。」







ジャック「なんだと？」







…それが狙いか。






…でも、俺の何を奪うっていうんだ？…ユニーク魔法とかか？







ジェイド「アズールは、グレート・セブンの海の魔女のようにとても慈悲深いお方。きっと貴方のお悩みを聞いてくれるでしょう。」







フロイド「そうそう、アズールはどんな悩みでも解決してくれるよ。例えば……」










･















･









“そこにいるイソギンチャク達を自由にしたい、なんて願いでも。”











「「「「えっ！！！／♡」」」」











ジェイド「勿論タダで……というわけにはいきませんが。」







ジャック「ﾁｯ…それが本題か。Aにもアイツと契約させようってんだな。」






契約すればなんでも願いを…ねぇ。

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