呪術師は魔法が蔓延る世界へと ____ 。 (ページ9)

今日:8 hit、昨日:5 hit、合計:2,694 hit

〃ページ9

『魂の選別…って寮分けですか？おれ魔力ないので、』

学園長「でも力はあるんでしょう？一か八かで入学出来るのではないかと思って。」

『、分かりました』

まあないと思うけどな。

「汝の名を告げよ」

『神楽A』

「汝の魂の形は……

分からぬ」

やっぱり

「汝は色も形も定まっておらぬ、この学園のどの寮の素質にも合い、そして合わない

よってどの寮にも相応しく、どの寮にも相応しくない！」

『、、つまり俺の魂はあやふやだと』

なんでだぁ、、？

学園長「いやぁ良かったですね！これで貴方も私の学園の生徒です！」

『嗚呼そうなんですか？』

学園長「勿論！聞きたいこともやりたい事も終わったことですし、オンボロ寮へ帰りましょうか！」

『ハイテンションな大人って不気味だな』

学園長「さ、行きますよ！」

～オンボロ寮廊下～

学園長「こんばんはぁ〜、優しい私が夕食をお持ちしましたよ」

『裕也、ただいま…って

其奴ぐりむじゃん、どったの』

グリム「あーーーっ！！！オマエ！！オレ様より強いヤツ！！」

『俺がお前より強いのは当たり前な？玉犬にもっかい外に放り投げてもらうぞ。』

グリム「ひぇぇ…っ」

裕也「ちょっと待って、話を聞いて、」

『？どしたん裕也』

裕也「実は…お化けが出たんだけどね、グリムと協力して退治したの。」

『お化け？呪いのこと？』

裕也「のろい？？」

学園長「あ、あ〜〜〜、居ましたねそんなの。

ゴーストですよ、死んだ人の霊が成仏できなかったとか言われてるあのゴースト。」

『嗚呼…悪霊ですか？』

学園長「悪戯が好きなだけでここに居るゴーストの皆さんは良い人たちですよ。」

『ならいいや』

裕也「イイノ！？！？」

だって俺と裕也に被害及ぼす訳じゃないならいいし、、

学園長「しかし、、ふぅむ…貴方達二人で協力してゴースト達を追い出してしまうとは」

グリム「協力とは聞き捨てならねーんだゾ！ソイツは殆ど見てただけだったし？オレ様はツナ缶が欲しくてやっただけだし？

…ってあ！オレ様、まだツナ缶貰ってねーゾ！」

学園長「お二人さん、ゴースト退治もう一度見せて貰えますか？」

んー、俺も見たい…かも。