呪術師は魔法が蔓延る世界へと ____ 。 (ページ6)

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学園長「他の力、」

『はい、あー…えっと、説明が難しいんですけど…化け物を倒す力だと思ってくれれば。』

学園長「化け物、」

『、、はい』

学園長「よく分かりませんが、、魔法は使えないんですね？」

『はい』

学園長「では貴方も故郷へ帰しましょう。さ、扉の中へ」

俺と裕也はそれぞれ棺の中へ入った。

学園長「強く故郷のことを念じて」

俺は元いた場所に戻りたい、と高専のことを念じた

裕也「長い夢だった…」

学園長「闇の鏡よ、この者達をあるべき場所へ導きたまへ」

闇の鏡「…………」

学園長「ゴホン、もう一度…闇の鏡よ！この者たちを…」

闇の鏡「どこにもない、」

は？

闇の鏡「この者達のあるべき場所は、この世界の何処にもない。無である」

どういう意味だよ、それ…

俺はもう死んでるってことか、？

いやそれなら裕也も死んでるってことになるし、そもそもここ俺のいた世界じゃないからな、、

もうワケわかんねぇ…

学園長「ちょっと貴方聞いてます？」

『嗚呼すみません、ぼーっとしてました』

学園長「でしょうね、、貴方達は何処から来たんですか？と聞いたんです。」

『2018年、10月31日日本の東京、渋谷にいた…はず』

裕也「2023年、10月31日日本の東京、渋谷にいました」

2023年…？未来ってことか？

それにしてもおかしい、渋谷は壊滅したはずで呪霊との戦争に勝ったとして、そんな早くに復興する訳が無い

裕也が居たのはパラレルワールド…別世界って事か？

学園長「……聞いたこともないし、そもそもあなた達の居た時代が違うんですねぇ、、こんなことあるんでしょうかねぇ。

…図書室で調べてみましょうか。」

裕也「はい」

『、はい』

～図書室～

図書室へ来て、世界地図なども見てみたが…やはりなさそうだ。

学園長「そもそも、本当にそこから来たんですか？嘘をついてるんじゃないでしょうね？」

『…あんたは、闇の鏡が嘘をついてるとでも言うのか、』

学園長「うっ…それもそうですね、すみません

…こうなってくると、貴方達が何らかのトラブルで別の惑星…あるいは異世界から招集された可能性が出てきましたね。」

裕也「宇宙人！？」

『異世界、、』