呪術師は魔法が蔓延る世界へと ____ 。 (ページ4)

今日:5 hit、昨日:5 hit、合計:2,691 hit

〃ページ4

可哀想に…(なむなむ)

学園長「このままじゃ学園が火の海です！誰か、あの狸を捕まえてください！」

『はぁ…じゃあ、捕まえたら何かご褒美下さいね』

俺はぱち、とうぃんくをして妖怪の前に立った。

『そもそも妖怪なのか、悪霊？化け猫だったりするか？』

グリム「妖怪？化け猫？は知らないがオレ様はモンスターのグリム様だ！！」

『ぐりむねぇ、、やっぱここ西洋の物語かなんかの話なのか？』

グリム「何ブツブツ言ってるんだゾ！オマエから来ないならオレ様の方から行かせてもらうからな！！」

ぐりむはそう言うと俺の方に突進してきた。

グリム「此奴を倒してオレ様の実力見極めて貰うんだゾ！」

『はあ、、甘いな』

俺はぐりむの突進を左にかわすと気絶するほどの蹴りを腹にかました。

グリム「うﾞっ…」

ぐりむは吹っ飛ばされて倒れた

裕也「これ動物愛護法に引っかかりません、、？」

『異世界のモンスターに動物愛護法が通用すると思ってんのかお前』

裕也「確かに」

アズール「お見事です！炎を吐くモンスターをまさか体術だけで倒すなんて！
その能力絶対に欲しい、、いえ、僕なら絶対敵に回したくありません。」

なんだコイツ胡散臭いな、、

「学園長先生！火消し終わりました！！」

学園長「有難う御座います、ではその狸はどうしましょうか。」

「狸鍋にしましょう！」

かわいそ、、

「外に放り投げるのが良いかと」

そうだな、、この世界のことについてはあらまし察した。

異世界で、魔法の使える世界。

『誰か、無効化の魔法を使える人はいらっしゃいませんか。』

赤髪の男「あ、嗚呼…ボクが使えるけど」

『このぐりむに付けて頂けませんか、学校外に放り出すので。』

赤髪の男「嗚呼、分かった

首をはねろ(オフ・ウィズ・ユアヘッド)」

ガシャン

グリム「う、、？」

『嗚呼おはようぐりむ、今から玉犬達がお前を学校外へ放り出すけど許してくれな。』

グリム「ふなっ！？ふなぁ！？」

俺は印を結ぶとこう唱えた

『玉犬』

「「ばう、」」

『白、黒、このちび学校の門の外に放り出しといてくれ』

「わふ」

「わん」

『ん、行ってらっしゃい』

グリム「オレ様を咥えるな！こんな犬燃やして…っふな！？魔法が出せねぇんだゾ！」