呪術師は魔法が蔓延る世界へと ____ 。 (ページ14)

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今の音…大食堂からか？

誰だよ、何があった？

……行ってみるか

～大食堂～

『は、、』

んだ、これ…

しゃんでりあが落ちてる…

それよりも …

『裕也！』

裕也「Aくん、、？」

泣きそうになっている裕也は見てられない

『どうしたんだよ、何処か怪我をしたのか？』

裕也「いや怪我はしてない…けど、シャンデリアが…」

『何があったんだ、、』

裕也「実は……」

嗚呼…

つまり、グリムと赤髪が喧嘩してハートの女王の石像を焦がして

罰として受けた窓拭き掃除100枚を赤髪がサボろうとしてそれを追いかけた、

そして捕まえたら今度はグリムが逃げてそれを追いかけてたらグリムがシャンデリアに登って

それを捕まえるために巻き込まれたデュースが赤髪を魔法で飛ばして

がしゃーーん…

『ほう、、？』

つまり、、

『裕也は悪くないのな？』

裕也「え？いや僕にも監督責任が…」

『その監督責任を押し付けてきたのは学園長だろ？』

学園長「うっ…」

裕也「それに止められなかった僕にも責任は…」

『そもそもそんな馬鹿な事を此奴らがしなければ良かっただけじゃん』

デュース「うっ」

赤髪「っ…てか、御前は誰だよ、オレらの問題に口出さないでくんない？」

『……あ？？？』

「「っ、、」」

『裕也はなぁ、慣れない異世界で御前らの自分勝手な欲に巻き込まれて今ここに居るんだよ。
俺だって裕也だって、好きで此処に居るわけじゃねーんだよ
こんな所に連れてこられて、怒りたいのはこっちだ
関係ないって？それ泣きそうになってる裕也見てもそう言えるか？？？

金も住むところも無かった俺達は今を生きるのに必死だっての、

お分かり？？？』

赤髪「……悪かったよ、」

よろしい

学園長「ふむ、、そうですね、

一つだけ、シャンデリアを直す方法があるかもしれません。」

『え、』

学園長「このシャンデリアに使われた魔法石はドワーフ鉱山で採掘されたもの。同じ性質を持つ魔法石が手に入れば、修理も可能かもしれません。」

デュース「僕、魔法石を取りに行きます！行かせてください！！」

学園長「ですが、鉱山に魔法石が残っている確証はありません。」