呪術師は魔法が蔓延る世界へと ____ 。 (ページ12)

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ノックを何回かしても返事が無かった為入ろうとすると

「「ぎゃああああああ！！！！！！」」

『うぉっ…』

叫び声が聞こえてきた

『裕也？開けるぞ、』

ガチャ、と音を立てて恐る恐る扉を開くと

マシュマロボディの幽霊が裕也たちの反応にけらけら笑ってるところだった。

『嗚呼、起こしてくれたんですね有難う御座います。』

「お礼を言えるのはいい事じゃな、」

「孫ができたみたいだなぁ、」

「じゃあワシらは一旦失礼するぞい」

ひっひっひ、と笑いながら壁をすり抜けていった

『ゆーうや、大丈夫か？』

裕也「こ、腰が抜け…っ」

『ご飯できてるぞ、』

裕也「ご飯！？意地でも立ち上がる！！」

そう言うと裕也は本当に立ち上がってしまった。

裕也が立った…！！

はあ、、なんつー食い意地

『行くぞー、学園長も待ってる。』

グリム「げ、あのケチんぼ来てるのか？」

『それ絶対本人には言うなよー、』

～談話室～

裕也「もぐむぐ、それで、学園長先生は何用で？」

俺の作った和食を食べながら裕也は尋ねる。

グリム「はぐはぐ！！なんだこれうめぇんだゾ！！」

『ゆっくり食えよ、味噌汁と白米だけだけどな。』

学園長「Aくんに制服や実験服等の学園で使う衣服の類と、貴方達に今日のお仕事についてのお話です。」

学園長はそう言うと何処からか取り出した紙袋を俺に渡した。

その中には白衣？とゴーグルのようなものや制服、ジャージのようなものが入っていた。

『俺服の大きさ言いましたっけ…』

学園長「それはほら、小説の力でぽぽぽんと」

『めたいっすよ、、

…まあ、有難う御座います。』

学園長は俺の頭を1度撫でると裕也達に向き直る。

学園長「今日のお仕事は学園内の清掃です。

……といっても学園内は広い。魔法なしで全てを掃除し終えることは無理でしょう。ですので、本日は正門から図書室までのメインストリートの清掃をお願いします。

良いですか、裕也くん。

昨日のような騒ぎを起こさないよう、グリムくんをしっかり見張っていてくださいね。」

裕也「自信ないな…、」

学園長「頼みましたよ、昼食は学食で摂ることを許可します。

では3人とも、業務や学業に励むように。」

学園長は去っていった