176話 ページ30
『えいじろ、』
ちょいちょい、と手招きすると素直に此方へ来る鋭児郎。
『…ん』
5万円を差し出す。
切島「え、怖っ何カツアゲ！？」
『はは…カツアゲって…違うよ、勝己と俺が下ろしたお金』
爆豪「いつまでもシミったれられっと、こっちも気分悪ィんだ」
切島「あ……え！？おめーらどこで聞い…」
爆豪「いつもみてーに馬鹿晒せや」
『…勝己ったら、素直に元気だしてって言えば良いのに…ごめん…えいじろ、そういうことだから。』
上鳴「うェい…？うェいうェうェうェい！？」
耳郎「だめ…ウチこの上鳴…ツボッフォ！！」
上鳴「ふぇ…ふぇふぇいだうェい」
切島「……わりィな」
相澤(茶番……も時には必要か…)
『…あいざわせんせ』
相澤「！
藤絵か…どうした？」
『…この前は…うちの母がすみません…』
相澤「…別に気にしてない。
それに、もし俺に子供がいたら…今の雄英に子供を任せるのは無理だったと思うしな。
…お前の人間恐怖症も、俺が治してやる。」
『！
せんせい、聞いて』
相澤「なんだ」
『俺、先生と居る時は震えないんだ。
凄いよね、憧れだからかな？
この人なら大丈夫って…無意識に思ってるのかも。』
相澤「！」
『だからね、先生…1回、抱き締めて貰って良いですか？』
相澤「…お前、俺を犯罪者にしたいのか」
『…！？そんなまさか、あぁでも確かに、そりゃそうだ…ごめんなさい、勝己に頼んでみます。』
俺が先生から離れようとすると…
グイッ
ぽす…
腕を引かれ、後ろから抱き締められる。
『……！？』
相澤「…俺じゃなきゃだめなんじゃないのか…」
『…へ』
相澤「爆豪と居る時は震えるんだろ？なら俺じゃなきゃ意味無いんじゃないのか？」
『…確かに…でもせんせいを犯罪者にする訳には…』
相澤「はぁ…馬鹿、女子生徒相手ならまだしも相手は男子生徒だ。これくらいじゃ犯罪にはならないよ。
そんな事より…震えてなくないか、お前」
『っぁ…本当だ…』
何時もだったらカタカタと震えている筈なのに、消太先生だったら全然大丈夫だ…
やっぱり、無意識にこの人は大丈夫って思ってるのかも
そう言うと消太先生はフッ…と笑って、俺から離れて…
相澤「それは良かった。
怖がられると触れられないからな。」
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うp主(プロフ) - この話大好きですこの話で『ヒーローズライジング』も書いてください!! (6月4日 15時) (
レス) @page33 id: 411f5a483f (このIDを非表示/違反報告)
どこぞのオタク - 一気に読んだ...この話...好き...つづきまってます！ (2023年2月11日 2時) (レス) @page2 id: 625a6655ea (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 一気で読みました！とても面白いです！無理せず更新頑張ってください！ (2023年1月14日 8時) (レス) id: 6e1da832f0 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 続編おめでとうございます！！無理せずに頑張ってくださいね！ヴィランもヒーローも幸せに暮らせる世界になって欲しいね……夢主頑張れ！ (2023年1月13日 18時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あめだま | 作成日時：2023年1月13日 17時
