149話 ページ3
マスキュラー「必ず、救ける…
俺が君のヒーローになる…
って？
はぁははは…
流石ヒーロー志望者って感じだな、どこにでも現れて正義面しやがる」
「『……』」
マスキュラー「緑谷と…藤絵って奴だろ？お前ら。丁度いいよ
緑谷は率先して殺せ、藤絵は此方に連れて来いってお達しだ。
嗚呼、あと一人居たな…なんだったか…そうそう、知ってたら教えてくれよ。
爆豪って餓鬼は何処にいる？
一応仕事はしなくちゃあ…」
そこまで言ったマスキュラーは出久に一瞬で近付いて
マスキュラー「よっ！！」
出久を殴ろうとした。
咄嗟に出久は避ける。
俺も風圧で飛ばされないよう洸太くんを抱えて後退する。
マスキュラー「答えは“知らない”でいいか？いいな？よし、じゃあ……
遊ぼう！」
SMACK
『出久！！』
マスキュラー「おいおい、人の心配してる暇あんのか？」
ゴッｯ
『はｯ…おぇっ…』
腹を思い切り殴られる。
俺も出久も壁に叩き付けられた。
マスキュラー「はっはは！血だ！いいぜ、これだよ、楽しいや！何だっけ！？必ず救けるんだろ！？俺が君のヒーローになるんだろ！？何で逃げるんだよ！？オッカシイぜお前！！」
勝己が狙われてる…ついでに俺も…
否、ダメだ、今は勝己の事は考えるな。
あの筋…？筋肉、みたいな個性…なんて速さだ、なんて筋力
集中しろ、目の前の敵に
SMASH
出久がマスキュラーの腹に一発入れる、が…
マスキュラー「なんだ？それが個性か！？いい速さだが…」
腕で受け止められ、更には…
マスキュラー「力が足りてねぇ！」
緑谷「ぐぁっ」
なぎ払われた。
マスキュラー「俺の個性は筋肉増強、皮下に収まんねぇ程の筋繊維で底上げされる速さ！力！！何が言いてえ買って！？自慢だよ！つまりお前は俺の…
完全な劣等型だ！わかるか俺の今の気持ちが！？笑えて仕方ねぇよ！
必ず救ける！？どうやって！？実現不可の綺麗事のたまってんじゃねぇよ！自分に正直に生きようぜ！！」
『自慢、か…ありがとよ。』
ドガァンッ！！！
マスキュラー「ぐッｯ！？」
俺の皮膚には筋繊維が張り付いていた。
そう、マスキュラーの個性を模写したのだ。
マスキュラー「何で…お前…それ…！」
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うp主(プロフ) - この話大好きですこの話で『ヒーローズライジング』も書いてください!! (6月4日 15時) (
レス) @page33 id: 411f5a483f (このIDを非表示/違反報告)
どこぞのオタク - 一気に読んだ...この話...好き...つづきまってます！ (2023年2月11日 2時) (レス) @page2 id: 625a6655ea (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 一気で読みました！とても面白いです！無理せず更新頑張ってください！ (2023年1月14日 8時) (レス) id: 6e1da832f0 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 続編おめでとうございます！！無理せずに頑張ってくださいね！ヴィランもヒーローも幸せに暮らせる世界になって欲しいね……夢主頑張れ！ (2023年1月13日 18時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あめだま | 作成日時：2023年1月13日 17時
