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トレイ「寮長、申し訳ありません。マロンタルトを作ろうと言ったのは俺です。」
ケイト「そうそう、まさかそんな決まりがあるなんて全然思ってなくて。」
トレイとケイトが咄嗟に庇おうとしたが
リドル「作った事が重要なんじゃない。今日!今ここに!持ち込んだこと“だけ”が問題なんだ!」
そう言った後リドルは此方をキッと睨む。
リドル「それにしても…キミはルールを分かっていたにもかかわらず止めなかったのかい?」
俺の方に近ずいてくるリドル…1歩ずつヒールの音を鳴らしながら此方へと歩み寄って来る。
その姿はまるで…“ハートの女王”そのもの。
『ッ…タルトを作る事は聞いてたけど…なんのタルトを作りいつ渡すのかは…俺も今日知ったもんだから…』
必死に言い訳…になりそうな事実を述べる…が、そんなのお構い無しにリドルはそのまま続ける。
リドル「そんな言い訳でボクが許すとでも?」
思いません。←
杖で顎を持ち上げられ無理矢理女王の方を向かせられる。
リドル「キミは“オシオキ”されたいのかい?」
“オシオキ”
その言葉に俺は過剰反応する。
そこの腐った方?興奮してるとこ悪いが…俺はドMでもなんでもないものでね、過剰反応は図星で出た訳では無いよ。……恐怖さ。
女王の“オシオキ”…それは即ち……ここでは言えないような事で…
トレイやケイト…他の寮生には絶対にそんな事した事ないのに…俺だけいつもされる。
『ッ嫌……です…ごめん……なさッ…』
リドル「……フン、まぁいい…キミの判決は後だよ。まずは先に1年生達の方を始末してしまおうか。」
そう言ってくるりと方向を変える。
俺はその場で全身の力が抜け、へなへなと座り込んでしまった。
トレイ「…大丈夫か。」
ケイト「………」
『あ、あぁ…いや、そんな事よりあの子達だ…大丈夫だろうか…?』
トレイ「そんな事よりって…お前も結構ヤバいだろ………まぁ、彼奴らに関してはもう何も言えないさ。」
そう言ったトレイに静かに頷く。
『…そうだな、…ごめん…皆。』
口論している1年生とリドルを見ながら…そう思ったのだった。
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女王からの“オシオキ”…別に“ソンナコト”を書こうと思ってる訳じゃないです。
痛め付けるでも、ソウイウコトでも…お好きに想像して下さい。
シリアスとかでもないです。俺がただリドル寮長に「お仕置きされたいのかい?」って言わせたかっただけなんで。
可笑しくなってしまってすみません
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和菓子の妖精(プロフ) - ぱぁさん» あぁなんか…なんか分かる。← (2022年1月8日 9時) (レス) id: 27040a03d7 (このIDを非表示/違反報告)
和菓子の妖精(プロフ) - 秋葉さん» オシオキだよぉぉぉぉぉぉ!!!← (2022年1月8日 9時) (レス) id: 27040a03d7 (このIDを非表示/違反報告)
秋葉 - オシオキだってぇえええ?!?! (2022年1月8日 2時) (レス) @page48 id: cb7b516762 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - オシオキは足なめがいi(((( (2022年1月7日 21時) (レス) @page48 id: 38d2d0b865 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - ろんろんさん» え、うそ立花慎之介さんにしてないです!?すみません!!すぐ直しときます!!! (2021年12月22日 9時) (レス) id: 27040a03d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あめだま | 作成日時:2021年12月10日 5時