先輩に… ページ12
俺達はさらにスピードを上げて走る…が、それと同時に化け物もスピードを上げ追い掛けて来る。
青髪「くそ、このままじゃ追い付かれるッ…!」
悠「でも大分弱ってる…今なら!」
悠がそう言い、俺以外の全員が賛同する。
え?俺はやらなくていいのかって?…最後くらい、この子達に花持たせたいって思ってさ。
今なら大分弱ってるから、この子達でもやれる。
…まぁ、ピンチになったら助けるけどね。
そこからは凄かった。悠が的確に指示を出し、グリムはそれに合わせ炎を吹いてエースはその炎を風で煽りデュースは2人の援護をするように苦手であろう攻撃魔法を沢山使ってた。
…最初の内は…ね。
化け物も弱っていたが此方も弱っている事には変わりない。1年の…しかも入学したての子達の魔力量なんて、たかが知れてる。
段々と押されていって、遂に青髪君が倒れそうになった。
…そろそろ俺の出番かな。
悠solstice
此方が押されていって、遂にデュースが倒れた。
…いや、
すんでのところでA先輩がデュースを支えたのだ。
かっこよ←
『…良く頑張ったね1年生達、もう休んでいいよ。』
そう言ってA先輩はデュースを抱え、俺に渡す。
エース「は?なんで…」
『もう限界でしょ?ふふっ…大丈夫だよ。後は先輩に任せなさい』
そう言って化け物の方を見るA先輩は、いつにも増して…かっこよく見えた。
悠solsticeEND
それからは瞬殺だった。
元々弱っていたのに加え、1年生達が頑張ってくれたから凄く弱くなっていた。
化け物はそのまま、呻き声を上げながら塵のように消えていった。
エース「……やっ……た…?」
グリム「か、勝った!俺様達が勝ったんだゾ!」
青髪「よっしゃあ!」
エース「やったぁ!」
グリム「勝利のハイタッチなんだゾ!」
「「「イエーッ!」」」
そう言ってハイタッチをする姿に、最初の険悪な雰囲気は無かった。
悠が、「雨降って地固まるってやつだね。」と言うと、3人は照れ隠しかツンデレか知らないが…変な言い訳をしていた。←
…と、思ったら
エース「………って、言い訳すんのもダサいか。悔しいけど、悠の作戦勝ち、かな。」
青髪「………あぁ、お前が落ち着いて指示を出してくれたからこうして魔法石を手に入れられた。…これで退学させられずにすむ。」
本当に良かった。と言う青髪君に悠は、「エースとデュース、グリムが協力してくれたお陰だよ。」と、ありがとう。と言った。
356人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
和菓子の妖精(プロフ) - ぱぁさん» あぁなんか…なんか分かる。← (2022年1月8日 9時) (レス) id: 27040a03d7 (このIDを非表示/違反報告)
和菓子の妖精(プロフ) - 秋葉さん» オシオキだよぉぉぉぉぉぉ!!!← (2022年1月8日 9時) (レス) id: 27040a03d7 (このIDを非表示/違反報告)
秋葉 - オシオキだってぇえええ?!?! (2022年1月8日 2時) (レス) @page48 id: cb7b516762 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - オシオキは足なめがいi(((( (2022年1月7日 21時) (レス) @page48 id: 38d2d0b865 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - ろんろんさん» え、うそ立花慎之介さんにしてないです!?すみません!!すぐ直しときます!!! (2021年12月22日 9時) (レス) id: 27040a03d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あめだま | 作成日時:2021年12月10日 5時