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安「そういえば寝てる時電話かかってきてたよ〜」
「え〜誰だった？」
安「お母さん」
「帰り遅いから、心配してかけてきたんだ…かけていい？」
安「もううちにいること言っといたよ〜！
お母さんいい人だね！
安くんちいるなら安心だからよろしくって言われたっ」
ニコニコ話す安田くん
急に安田くんからと電話しても
びっくりしないお母さん……怖い
安「お母さん、横山くんに会いたいわぁ
ゆーてたで！またお母さんに会わせてあげる
約束してんっ」
ははは。母強っ。
「ヤスくん仕事は？今日休みなの？」
安「18時からいっこ撮影あるでいく」
「えっ？もう10分しかない…！あたしも帰るよ」
安「なんでそんなことゆーん？明日も休みやろ？」
頷くわたしに、ニッコニコのヤスくん。
安「おればええやんかぁ」
ヤスくんの笑顔に負けて、お留守…
風呂入って、パジャマこれ着てええからねぇ〜って
用意されたモコモコの超かわいいやつ。
安「それ俺のやでなっ。
女の子来た用とかじゃないでなっ。」
別に弁解しなくてもいいのに、
それに他に女の人居ても大丈夫だし…
だって初対面の女拾ってきた人だもん。笑
彼女とかなら…怖いけど…。笑
安「2時間くらいで帰ってくるから！」
勢いよく閉まるドア、
青色のチェスターコートに
赤のチェックのマフラー巻いて
出ていった。
わたしは言われたようにお風呂に
入りながら待つ。
夜勤明けでシャワー浴びずに
人のベッドで寝てた自分ヤバっ
ヤスくんのパジャマは
165センチ越えのわたしには
ピッタリサイズで
彼氏に借りた感はなかった
…彼氏じゃないけど。笑
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作者名：七海 | 作成日時：2023年12月5日 11時
