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your said
「は？お前学校いくん？」
次の日朝から私の家に来た先輩は、
何故か当たり前のことでビックリしてる。
確かに、高3の冬って学校休みが多いけど、
それはそっちの都合で、私は普通に授業がある訳で…
「サボればええやん」
まぁ…先輩が言うなら？と
私は、はじめてズル休みした。
また次の日も先輩は朝、私の家にきた
「いや流石に2日連続はサボりませんから」
知ってる。と当たり前のように学校まで送ってくれた。
そして「Aー、帰るでー」
放課後校門の前にいた。
それは自分の卒業式の日も。
「か…帰るで…」
ﾌﾞﾊｯwww
「何その格好笑笑笑」
身ぐるみ剥がされちゃって、
カッターシャツの前手で押さえながら、
私の前に現れたんだから
「おい、笑うな」
いやいや、笑わないほうが無理だ。
いや、制服のボタンってジャケットだけじゃないんだ。
カッターシャツのボタンも取られちゃうんだ。
「知らんやん！俺取られただけやし！」
それだけ人気者の先輩を、これだけ独り占めしてたら、
そりゃ敵も作る…
てか敵だらけ。
もう事務所にも入ってたから、ファンの子も居たしね。
それからもう学校は地獄。
ずっと一緒にいた友達には
「私が先輩のこと好きって知ってて、よくそんなこと出来るよね！？」
ってブチ切れられ、散々嘘の噂流されて…
喋ったことない人達にも
ビッチ、男好き、誠也くんのなんちゃらフレンドだーって
2年間孤独な学校生活を送った。
そんなことは俺には関係ねぇしって
相変わらず華々しい大学生活を送ってた末澤誠也は、
学校、家、バイト先にまで気まぐれに現れ、
「ちょっとお前今Aに触ったよな！？」
ちょっとお客さんと手が触れようもんならギャーギャー騒いで、私は某コーヒーショップのバイト3日で辞めたんだから…
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作成日時：2024年4月23日 19時
