191 真田side ページ41
マジか…。カオスだ…。
今日は夏恋のお父さんと静かにシャンパンでも飲むつもりだったのに。
いいけどさ…、みんな楽しそうだし。
それに、クリスマスは今日じゃないし。
今日は天皇誕生日だし。
クリスマスイブは明日だけど夏恋は夜勤だし。
やさぐれてやる！
結局みんなで賑やかに過ごして楽しい宴が終わろうとしている…。
そして夏恋を残してみんなで電車で帰るという…。
安井「さなぴー、楽しかったね。
北山さんと夏恋ちゃん、ほんとにお隣同士なんだね！」
モロ「それにしても立派なお宅でしたね！みんな優しいし。
さなぴー、幸せですね！」
真田「なんで俺はおまえらと帰ってるんだ…。」
安井「たしかに。夏恋ちゃんがいいよねー。
明日も夏恋ちゃんいないんでしょ？聖なる夜に。」
真田「だまれ。」
モロ「俺らもさみしいですけど、彼女がいるのに一人もさみしいですよね。」
安井「明日？飲みに行く？」
真田「行かない！」
モロ「付き合い悪いですねえ。」
真田「どうせ、女の子だろ？」
安井「わかる〜？クリスマス合コン。」
真田「絶対行かない！じゃあな！」
安井「お疲れー。」
モロ「お疲れ様でーす。」
改札を出ると町はクリスマス1色。
明日の夜は一人で映画でも見るか。
クリスマスイブが一人でさみしく終わって、
当日は平日だから、もちろん仕事。
夜勤明けの夏恋にはうちに来て寝ててっていってる。
バイトがんばってるかわいい夏恋にサンタさんが来てるんだ。
シンプルなネックレス。
枕元に置いてる。
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作者名：R-りんご | 作成日時：2018年10月23日 10時
