検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:16,438 hit

152 ページ2

夏恋「芽依ちゃん、おはよー。」


芽依「おはよ。夏恋。」


夏恋「ねえ、これって何?」


芽依「夏恋…。とうとう…。」


夏恋「最後まではまだ…。」


正門「マジで?あんだけ息巻いてたのに…。


真田さん、お気の毒やなぁ。」


萩谷「さなぴーかわいそう。」


夏恋「今度こそはがんばる!」


結局みんなにはぐらかされて首の赤みはわからぬまま。涼しくなったのに蚊でもいたのかな。


その日は芽依ちゃんと萩ちゃんに付き合ってもらってプレゼントを買いにいく。



ネクタイ?ベルト?


パスケースいいかも!
電車に乗るときいつも使ってるし。


萩ちゃんにご意見を聞いてシンプルな皮のパスケースを選んだ。


そして週の真ん中の水曜日。


0時ちょうどにおめでとうメッセージを送信。


誕生日も次の日も仕事だからゆうくんの家で
ちょっとご飯食べるだけ。

デパ地下でオードブルとケーキを買って
ゆうくんの会社の前のファーストフードで
ゆうくんを待つ。


早く終わらすって言ってたけど…。


6時をちょっと過ぎたら、みっちゃん、安井さん、モロさんとゆうくんが会社から出てくる。


私もお店をでてゆうくんたちのもとに。


北山「今日は特別に帰してやる。」


真田「普通に働きました!定時だし。
みんなも帰るじゃないですか。」


安井「だって、今日は定時退社の日だから。


いいなぁ。さなぴー。俺も彼女作ろっかなぁ。」


モロ「ほんとですね。こんなかわいい彼女がいるなんてうらやましい。」


北山「僻地なんだから遅くなるなよ。」


真田「わかってます!ちゃんと送っていきますから。」


安井「リア充さっさと行きやがれ!」


モロ「俺らはさみしく男だけでのみますか。」


北山「行くぞー!俺についてこい!」


モロ「北山さんのおごりだー!」


北山「任せとけ〜!」


真田「夏恋、行こっか。ありがと。」


ゆうくんがふんわり笑う。私、幸せだ。

153 真田side→←151 真田side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
37人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:R-りんご | 作成日時:2018年10月23日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。