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北山「とうとう夏恋に彼氏が…。
よりによって真田とは…。」
真田「よりによってって…」
北山「おまえ、最近合コン行ってなかった？」
真田「行ってません！！」
北山「夏恋、とうとう…。大人になったか！」
夏恋「みっちゃん！！」
北山「そんな照れんなよー！」
真田「いや…まだ…」
北山「え！おまえ、大変だな！
こんなお子ちゃまに惚れたの？顔だけはかわいいからなぁ。」
兄「キタミツ！
俺のかわいい妹に顔だけはって！」
北山「宮田、いたの？
あ、真田、コイツ、夏恋の兄貴な。」
真田「突然お邪魔してすいません。
よろしくお願いいたします。」
宮田「真田くんだっけ。夏恋の兄の俊哉です。
夏恋は大事な大事な妹なんで。よろしくね。」
北山「宮田、えらそうに。」
宮田「兄の威厳見せとかないと。」
北山「コイツ、シスコンだから。
そして超アニヲタ。」
お兄ちゃんは少しえらそうだけど仲良くなっててみっちゃんとは仕事の話して、お父さんもお母さんもうれしそうに私のこと話してる。
小さい頃の話とか彼氏連れてきてうれしいとか…
私、置いてきぼりなんですけど。
北山「夏恋、ほら。肉食え。ねえ、」
どこで知り合ったの？」
みっちゃんに付き合った経緯を話す。
北山「一目惚れって…。ウケる！
真田だぜ？俺のこと、好きすき言ってたのに。」
夏恋「そんなことないもん！今は違うから…。」
北山「で、おまえ昨日お泊まりしたの？悪い子だ。」
夏恋「…違うもん。芽依ちゃんのところ！」
北山「ふーん。これは隠しておかないとマズいぞ。」
夏恋「なに？なんかついてる？」
北山「とうとう、夏恋も大人になっちゃったか…。」
夏恋「何のこと？」
北山「明日、芽依に聞いてみ。この印何？って。」
夏恋「でも、まだちゃんとできてないよ。」
北山「ゴボッ！
マジ？やっぱり真田かわいそう。
よかったよな。いいやつで。ちょっと前まで合コンに明け暮れてたけど。
夏頃からピタリと行かなくなったから。
大事にしてもらってるんだな。
俺が浮気しないように見張っといてやる！」
夏恋「ゆうくんはそんなことしない！」
北山「ゆうくんって！超ウケる！ゴツいのにゆうくんって！明日から俺もゆうくんって言おう。」
夏恋「やめてよ…。怒るよ…。」
みっちゃんが私のことを犬みたいにワシャワシャする。
北山「真田、宮田と仲良くなってるね。」
夏恋「ゆうくんお友達にアニメ好きな人がいるんだって。」
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作者名：R-りんご | 作成日時：2018年9月28日 8時
