tomato tomato 3 (ページ29)

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ゆうくんが私の首筋や耳にキスを落とす。

耳元で話す声がすごく優しい。からだの奥がきゅっと締め付けられる。

今までに感じたことのない感覚にビックリして
ゆうくんの腰に手を回している腕に力が入る。

そしたら、夏恋ごめんって。

いやじゃないよ。
首をふるふると横にふって答える。

ゆうくんが私の肩から顔をあげて
「夏恋…。」って名前を呼ぶ。

私だけじゃなくてゆうくんからも好きって気持ちが伝わってくる。

ゆうくんが好きだよっていっぱい言いながら、
何度も何度も唇を重ねる。

ゆうくんの唇はぽってりして柔らかい。

はじめは唇と唇を重ねるだけのキスだったのに、
歯と歯の間からゆうくんの舌が入ってくる。

ゆうくんの熱い舌が口内をかき回すから
ついていけない…。

からだの奥がきゅんきゅんして、腰が抜けそう…。

ゆうくんの腰に回す力を強くして耐えてると
ゆうくんが急に止めちゃった。

真田「ベッド行こっか。」
身構える私。

真田「そーゆー意味じゃないから！」

ゆうくんが照れた。