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幸せだけど、ずっととか、永遠ってないから、
こんなに苦しいんだ。
幸せ過ぎて怖いって、この事だったんだ。
真田「夏恋〜〜。家につくまでに泣きやめる？
出発するよ。」
こんな泣いたままで家に帰ったら、ビックリされる。
車のなかでゆうくんは最近みた映画の話をしてくれる。
さすがに泣き止んだけど、家が近づくと離れるのが嫌になってる。
家の近くの公園で車がとまる。
真田「７時になったら帰ろうね。」
夏恋「うん…。」
真田「さみしいの？明日も会う？」
夏恋「大丈夫。ゆうくんの時間、なくなっちゃう。」
真田「大丈夫じゃなかったら言ってね。
うれしくて飛んでいくよ。」
夏恋「ほんとに？」
真田「俺、こんなかわいい子に告白されてかなり舞い上がってるから。
カッコつけて何でもないようにしてるけど
内心、かなり緊張してる。」
夏恋「そう…、なんですか？」
真田「そりゃ、うれしいでしょ。
でも、俺だって不安はあるよ。
かわいいから他のやつにとられたらどうしよう、とか
甘やかしすぎたらとか、束縛したりしたらどうしようとか…。
夏恋が初めてなのに、思ってたのと違うってがっかりされたらどうしようとか、
嫌われたらどうしようとか。」
夏恋「私が好きになったんだら、
ゆうくんのこと、嫌いになんかならないよ。」
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作者名：R-りんご | 作成日時：2018年9月28日 8時
