tomato tomato 3 (ページ1)

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101　真田side ページ1

付き合ったその日に、仕方がないとはいえ、
お泊まりってどうゆーことなんだよ！

コンビニに寄って、必要なものを買ってくるように言う。
一緒だと気を遣うから、外で待つ。

部屋、散らかってるよな…。
明日、掃除しようと思ってたから…。

万が一、そんなことになった時のために、
買った方がいいのか…。

いやいや、さっき付き合うことになったばっかりで、俺はそんな軽い男ではないはずだ。

アイツら、覚えとけよ‼

一人でぶつぶつ言ってたら、宮田さんがでてきた。

真田「買えた？」

夏恋「はい。たぶん…。」

真田「足りなかったら、あとからでも買ってきてあげるから…。」

夏恋「はい…。」

家まであと5分。

俺が手を出すと、ちょっとビックリしたような顔で俺のこと見て、ためらいがちに宮田さんが手を重ねる。

ぎゅっと強く握るけど、宮田さんは不安そうな顔。

真田「ごめんね。こんなことになって。」

夏恋「いえ。私が芽依ちゃんのところにいく予定だったので真田さんは謝らないでください。

私の方こそ、急にすいません。」

真田「付き合ったばっかりなのにね。」

夏恋「ほんとにいいんですよね？

ほんとに真田さんの彼女にしてもらっていいんですよね？」

真田「俺、宮田さんの彼氏。」