苦手だった生徒会長の恋人になった話。【青×黄】

No.17 ページ16

るぅとver.

体育祭2週間前になったので各種目準備が始まる。

僕も生徒会の手伝いをこなしてたら。


こ｢こんちゃー｣

る｢どうも。リレーの方は大丈夫なんですか？｣

こ｢ん、ばっちり！｣

る｢ならよかったです｣


相変わらず元気。

前はお題嫌だって言ってたのに.....何でも楽しむ人。

そう考えてたらいつの間にかころんが抱きついてくる。


こ｢ｷﾞｭｯ.....かーいちょ、何やってんの？｣

る｢なっ.....他の人来たらどうするんですか｣

こ｢みんな準備で忙しいよ｣

る｢確かに。ころんもこれ手伝えます？｣

こ｢もちろん！｣

る｢ん、偉い！ﾁｭｯ｣

こ｢.....不意打ちずるい｣

る｢あははww｣


ころんに手伝ってもらいながら資料を進める。


る｢そういえばころんはリレーだけですか？出るの｣

こ｢リレーと応援団！｣

る｢わ、立候補したんですか｣

こ｢さとみくんにやろーって言われて｣

る｢さとみくんは何に？｣

こ｢応援団と借り物！｣

る｢女子が借り物のお題聞いてくるのはそれですか.....｣

こ｢さとみくんモテるからなぁwるぅとくんもだけどw｣

る｢僕何かしました....?｣

こ｢生徒会役員って女子多いでしょ？会長目当て｣

る｢えっ!?僕女子に何かしましたっけ.....｣

こ｢色素薄いし顔綺麗だからなー.....｣


そう言ってころんは僕の顔をなぞる

ちょっぴりくすぐったい。


る｢ほーら、資料進めますよ？｣

こ｢うぃー｣







そこから集中して数十分。

そろそろ帰る時間


る｢ころん.....ふっ、寝てるし｣


頭を使って疲れたのかな

僕はころんの頬にキスをする


さ｢こーろん、帰r｣




と、さとみくんが入ってきたのが同時だった。


る｢あっ....｣

さ｢.....失礼しました｣

る｢あ、待ってさとみくん｣

さ｢.....るぅと、ころんの事好きなんか｣

る｢あ.....というか.....付き合ってます｣

さ｢まじかー.....普通に邪魔したわ、ごめん｣

る｢や、さとみくん何も悪くないですよ？｣

さ｢ん.....ころんが最近るぅとと仲良いのはそういう事か｣

る｢さとみくん....ころんの事好きなんですか？｣

さ｢友達ではね。俺彼女いるし｣

る｢へっ.....そうなんですか!?｣

さ｢俺も相手は男だから。今度教えるわ｣

る｢ころんはご存知で.....?｣

さ｢んーん、教えてない。しばらく俺らだけの秘密ね？｣

る｢はいっ....!｣


さとみくんが理解してくれる人でよかった.....


そんなこんなで数日後。

体育祭の幕開けです。

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